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大型連休後半の5月4日、ぼくはメキシコのモンテレイに向けて自宅を早朝に発った。パドレス対ドジャースの3連戦を観戦するためだ。
MLBは、3年前にロブ・マンフレッド・コミッショナー体制になってから、以前にも増して海外進出に意欲的だ。今年は4月中旬にはプエルトリコのサンファンでツインズとインディアンスによる2連戦を開催しているし、モンテレイでの3連戦終了直後には来年6月末にレッドソックス対ヤンキースの2連戦をロンドンで開催することを発表している。そして、来年春には東京でのアスレチックス対マリナーズの開幕シリーズが控えているのはご存知の通りだ。
海外興行が持つ意味は何といっても市場の開拓だ。テレビ放映権やグッズを少しでも多く、高く売り込みたい。そして、有望選手の供給ソースに育成することも長期的には重要だ。
時を同じくして、マンフレッドは球団数拡張(エクスパンションと言う)にも大きな意欲を示している。現在の30球団をもう2つ増やせば両リーグとも同数での偶数となり、毎日どこかでインターリーグ戦をやっているという状況からも脱することができる。現時点では、モントリオール、メキシコシティ、ポートランド、シャーロットなどの都市がエクスパンションの候補地として取りざたされているのだが、今回のモンテレイシリーズ初日の試合中、マンフレッドはテレビインタビューでエクスパンションについて触れ、「モントリオールとメキシコのどこかの都市が有力」とコメントしている(懸案のレイズとアスレチックスの新球場問題が解決することが前提、としているが)。
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