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前回大会優勝の東北福祉大(仙台六大学野球連盟)(写真:筆者提供)
大学野球日本一を決める第75回全日本大学野球選手権記念大会が6月8日に明治神宮野球場と東京ドームで開幕する。
元号が令和となってからは(2020年の第69回大会はコロナ禍のため中止)、東京六大学野球連盟が2回(明治大、慶應義塾大)、東都大学野球連盟が3回(亜細亜大、青山学院大の連覇)と優勝を分け合ってきた。
だが、昨年の第74回大会は東北福祉大(仙台六大学野球連盟)と福井工業大(北陸大学野球連盟)の決勝戦となり、東北福祉大が6大会ぶり4回目の優勝。力をつけている地方大学勢も上位進出や優勝争いに加わる力が十二分にある。
J SPORTS 放送情報
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第75回 全日本大学野球選手権記念大会 1回戦 〜神宮球場〜
放送日時:2026年6月8日(月)午前 8:50 ~ J SPORTS 2
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第75回 全日本大学野球選手権記念大会 1回戦 〜東京ドーム〜
放送日時:2026年6月8日(月)午前 8:50 ~ J SPORTS 4
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第75回 全日本大学野球選手権記念大会 1回戦/2回戦 〜神宮球場〜
放送日時:2026年6月9日(火)午前 8:50 ~ J SPORTS 2
戦力充実の地方大学は?
前回大会優勝の東北福祉大は10勝0敗の勝ち点5でリーグ戦を完全優勝。昨年の日本一にも貢献した右腕・猪俣駿太(4年・明秀日立)が最優秀選手賞とベストナインの2冠に輝いた。また、野手陣でも昨年から2番を打つ髙岡新時(4年・龍谷大平安)が打率.552で首位打者、昨年の大会で大活躍した中軸の佐藤悠太(4年・報徳学園)が14打点で打点王に輝いた。
2013年の第62回大会で日本一となった上武大(関甲新学生野球連盟)も戦力が充実。投手陣ではプロ注目の右腕・木口永翔(4年・筑陽学園)を筆頭に左右それぞれに力強い球を投じる本格派を複数揃える。野手陣もプロ注目で今春のリーグ戦で6本塁打を放った伊藤颯希(4年・県岐阜商)ら強打者をはじめ、巧打者も多く揃えており谷口英規監督は「選手層は日本一になった時よりも厚い」と語るほどだ。
このほかにはドラフト上位候補の呼び声高い右腕・角田楓斗(4年・東奥義塾/次回記事で詳述)を擁する富士大(北東北大学野球連盟)も2009年の準優勝、2023年の4強を超える成績を目指す。
J SPORTS オンデマンド番組情報
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1回戦 ~神宮球場~ 第75回 全日本大学野球選手権記念大会
配信日時 : 2026年6月8日(月)午前8:50 ~
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1回戦 ~東京ドーム~ 第75回 全日本大学野球選手権記念大会
配信日時 : 2026年6月8日(月)午前8:50 ~
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1回戦/2回戦 ~神宮球場~ 第75回 全日本大学野球選手権記念大会
配信日時 : 2026年6月9日(火)午前8:50 ~
地力十分 激戦を制した慶應義塾大、國學院大
ここまで地方大学の注目校を紹介したが、やはり優勝候補の筆頭格に上がるのは東京六大学野球連盟の代表校である慶應義塾大と、東都大学野球連盟の代表校である國學院大だ。
慶應義塾大は6月1日の早慶戦3回戦で「勝てば優勝、負ければ優勝を逃す」という緊張感の高い試合を制して5年ぶり13回目の出場を決めた。
この試合で8回5安打11奪三振無失点の快投を見せたエースの渡辺和大(4年・高松商)、10試合15回3分の1を投げて自責点1に抑えたリリーフエースの鈴木佳門(2年・慶應義塾)の両左腕を中心にチーム防御率はリーグトップの2.28と安定。野手陣も打率.340の林純司(3年・報徳学園)や、ともに打率.327、2本塁打の成績を残した小原大和(4年・花巻東)と今津慶介(4年・旭川東)らの打線も打率.298とリーグトップの成績を残した。
國學院大はリーグ新記録となる21本塁打を放った強力打線が大きな武器。また、昨年の侍ジャパン大学代表に2年生として唯一選出された緒方漣(3年・横浜)が打率.432、2本塁打の活躍で最高殊勲選手・首位打者・ベストナイン(遊撃手)と個人3冠を記録した。慶應義塾大同様に、藤本士生(3年・土浦日大)や中井遥次郎(2年・中京大中京)ら複数の好左腕を揃えており、一発勝負のトーナメントでも心強い。
虎視眈々と上位進出を狙う伏兵
前述以外でも、馬場拓海(4年・福岡大大濠)や西平晴人(4年・近大附)といった伝統の好投手陣と経験豊富な4年生野手が揃う日本体育大、プロ注目選手ら能力の高い選手を複数擁する大阪商業大や関西大(次回記事で詳述)も優勝争いに加わる可能性は十分だ。
こうした前評判の高い大学だけでなく、毎年のように「旋風」を巻き起こす大学が出てくるのも、この大会の魅力だ。激戦ばかりの熱い1週間がまもなく始まる。
次回は大会に出場する注目選手たちを一挙に紹介する。
文・写真:高木遊
高木遊
1988年生まれ、東京都出身。大学卒業後にライター活動を開始し、学童・中学・高校・大学・社会人・女子から世代別の侍ジャパン、侍ジャパントップチームまでプロアマ問わず幅広く野球を中心に取材。
書籍『東農大オホーツク流プロ野球選手の育て方〜氷点下20℃の北の最果てから16人がNPBへ〜』(樋越勉著・日本文芸社)『レミたんのポジティブ思考"逃げられない"な"楽しめ"ばいい!』(土井レミイ杏利著・日本文芸社)『野球で人生は変えられる〜明秀日立・金沢成奉監督の指導論(金沢成奉著・日本文芸社)では、編集・構成を担当している。
◎SNSアカウント
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