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清水咲衣&本田ルーカス剛史、岸本彩良&田村篤彦らに注目!早春の台北アリーナで世界中の若芽たちが花開く | ISU世界ジュニアフィギュアスケート選手権2024 ペア・アイスダンス プレビュー
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部その他の出場ペアとは、PBで35点以上もの開きがある。メテルキナ&ベルラワ組の優位はほぼ揺るぎない。残す2色のメダルを巡って、JGPファイナル2位アヴァ・ケンプ&ヨナタン・エリザロフ組(カナダ)や昨ワールドジュニア3位ヴィオレッタ・シエロワ&イワン・コブタ組(ウクライナ)、さらにはJGP大会でそれぞれ2度の表彰台に上がったマルティナ・アリアノケント&チャ=リー・ラリベルテローラン組(カナダ)とオリヴィア・フローレス&ルーク・ワン組(アメリカ)等々が争うことになりそう。
日本からは清水咲衣&本田ルーカス剛史が初参戦。両者ともにシングルスケーターとしてのキャリアを積んできたが、今季新たにペアとしての挑戦に踏み出した。しかも2月上旬に初めての国際大会バヴァリアンオープンに挑み、無事にジュニアワールド参加に必要なミニマムスコアを手にしたばかり。なにもかもが初々しい2人。まずは世界ジュニアを思いっきり楽しんでほしい。
■アイスダンス
今季ここまで1つのプログラムも落とすことなく、無敗で突っ走ってきたレア・ネセット&アルテム・マルケロフ組(アメリカ)こそが、金メダルに相応しい。ワールドジュニア5位で終えた昨季と比べて、PBは15点近く向上した。JGPファイナルも他カップルに大差をつけ、悠々と初制覇を飾った。
4年前にチームを結成し、翌年からは全米ジュニア史上初の3連覇を成し遂げた。過去10年で5組の世界ジュニアチャンピオンを輩出してきたアメリカの、おそらく世界一熾烈なシニアの順列争いには、来年から加わるつもりだろうか。最初の一歩を有利に踏み出すためにも、ネセット&マルケロフ組には世界ジュニアのタイトルが絶対的に必要だ。
順当に行けばエリザベス・トカシェンコ&アレクセイ・キリアコフ組(イスラエル)が、表彰台の上から2番目の位置に立つことになる。2人とも18歳ながら、カップルを組んでなんと11年目。長年生まれ育ったアメリカ籍で活動を続けてきたが(ネセット&マルケロフ組とも1度だけ全米ジュニアで顔をあわせている)、3年前にイスラエル籍に変更した。世界ジュニアへの参戦も今年で3度目となる。
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