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フィギュア スケート コラム 2024年1月22日

初のベルギー人覇者として名を刻んだルナ・ヘンドリックス「もっと良い演技ができたはずだけど最高にハッピー!」 | ISU欧州フィギュアスケート選手権2024 女子シングル レビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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それでもSPに続きFSでもきっちり首位に立ち、ヘンドリックスは金メダルを射落とした。133年もの長き伝統を紡いできたヨーロッパ選手権の歴史に、初めてのベルギー人覇者として、その名を刻んだ。

国土も人口も日本の10分の1以下という西欧の小国で、フィギュアスケートの認知度は高くない。今年のナショナル選手権参加者は、シニアだけに限れば、男女合わせてたったの3人(ヘンドリックスは欠場)。ただヘンドリックスの昨ユーロ銀メダル、さらには世界選2大会連続メダルが引き金となり、子どもたちの間で急激に競技人気が高まっているのだとか。ベーシック・ノービスから始まる各年代別選手権に目を移せば、昨年のエントリー72人から、今季は99人に激増している。

今大会の後は、間違いなく、さらに人気が拡大する。だってベルギーは史上初めて、表彰台に同時に2選手を送り込んだ。ヘンドリックスの隣で、ニナ・ピンザローネ(ベルギー)が、銅メダルに輝いた!

「ルナと一緒に、ベルギーのために、こんなに大きな大会を戦えたことが本当に嬉しいです。長い間、世界のトップクラスに、ベルギーからたった1人のスケーターしかいませんでした。でも、今は、2人です。もしかしたら、この先はもっと増えるかもしれません。私もその一部を担えていることを誇らしく思います」

シニア転向の昨シーズン、初出場ユーロで5位、さらには世界選11位と目を見張る成績を並べたピンザローネは、あっという間に「世界トップ」の仲間入りを果たした。今季初めてのグランプリシリーズで2大会ともに表彰台に駆け上がり、GPファイナル進出も果たした(4位)。新生ベルギーチャンピオンとして乗り込んだ今回の欧州選手権では、すでにメダルもほぼ確実視されていた。

ピンザローネ本人は、余計なプレッシャーを遮断し、順位やメダルについてはできるだけ考えないようにしていたという。むしろ得点の向上を目標に掲げていた。

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