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フィギュア スケート コラム 2023年10月12日

「チャーリーに捧ぐ」作品解説 | 町田樹のスポーツアカデミア 【Archive:フィギュアスケート・ザ・マスターピース】 エチュードプロジェクト徹底解説

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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スヌーピーと深い関係があるプログラム

スヌーピーと深い関係があるプログラム

皆さんはスヌーピーをご存知でしょうか。言わずと知れたキャラクターで、全世界から愛されているわけですが、スヌーピーのアニメーション、あるいは漫画作品の原作者は、チャールズ・M・シュルツさんです。シュルツさんは非常にスケートを愛していて、自身もアイスホッケーの選手として毎日スケートリンクに通うほどスケートフリークだったわけです。そうしたスケート愛が高じて、なんと彼は私設のスケートリンクを建設するまでになります。

そのスケートリンクは今もアメリカのサンタローザというところにあって、名前をスヌーピーズホームアイスといいます。私もいつか行ってみたいと思っているスケートリンクです。そんなスケート愛好家であるシュルツさんが1980年に製作したのがこのアニメーション作品です。これはフィギュアスケートを題材としたアニメーション作品になっています。ストーリーは、スヌーピーにはいろんなキャラクターが出てくるんですけれども、その中にお転婆娘のペパーミント・パティという女性が登場します。彼女がスケーターとなって、スヌーピーコーチのもとで猛練習して競技会を目指すというそういう物語です。

天然結氷した凍てつく池にペパーミント・パティとスヌーピーが毎朝練習に行って、鬼コーチのスヌーピーのもと猛特訓をする訳です。そして、そんなスヌーピーとペパーミント・パティの練習をずっと小さな黄色い鳥であるウッドストックというキャラクターが眺めています。毎日毎日練習を重ねて、ついにペパーミント・パティは競技会本番を迎えることになります。

ところが、競技会本番、名前がコールされて、ペパーミント・パティは氷上に出て、演技のスタートポジションに立って音楽が鳴るのを待っているんですが、この競技会場ではスヌーピーはコーチじゃなくて音響係を務めていて、そのスヌーピーがカセットテープで音楽をかけようとします。しかしながら、カセットテープが壊れてしまって、テープがぐちゃぐちゃになってしまい、音楽が鳴らないというハプニングが起こってしまうわけです。音楽が鳴らないとペパーミント・パティは失格になってしまうわけです。そうした危機的状況を察して、毎朝彼らの練習を見ていて、音楽を暗記していたウッドストックが機転を利かせて、口笛でその音楽を演奏します。それによって危機を逃れたペパーミント・パティは何とか演技を最後までやり遂げることができて、見事優勝を果たしたというほほ笑ましいストーリーになっています。

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