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フィギュア スケート コラム 2023年2月7日

勝負の鍵は日本選手が握る。若き日本の3選手が世界に挑む | ISU四大陸フィギュアスケート選手権2023 男子シングル プレビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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持ち味は勇敢な積極性。常に難度の高いジャンプに挑み続ける。特にFS冒頭に組み込まれた目が覚めるような4Lzは、フィンランド杯でのパーソナルベスト180.62点、さらにはGPファイナル逆転4位の原動力。また今季は回避してきた4Fも、国体では改めてトライした。

2019年ジュニアGPファイナルを制し、2年以上もジュニア歴代最高記録を保持してきた。シニアでは初の国際選手権でも、佐藤は大きな成果を持ち帰ってくれるはずだ。

全日本銀メダリストの島田高志郎にとっても、シニア転向4年目にして、初めてのシニア国際選手権挑戦となる。

持ち前の伸びやかなスケーティングや、長い手足を柔らかく活かしたステップやスピンは、以前から評価が高い。SP「シング・シング・シング」のクールでジャージーな滑りも、FS「街の灯」の優しく繊細な表現力もまた、島田の魅力だ。しかも今季はSP・FSいずれにも4回転を2本ずつ投入するなど、ジャンプ面でも意欲的に攻めてきた。

チャレンジャー大会で自己2度目の表彰台、さらにはグランプリ大会で自己最高位の4位と、国際的な立場も着実に固めつつある。島田が作り出す世界観が、四大陸の観客を、すっかり魅了してしまうのは間違いない。

強く頼もしい日本3選手が立ち向かうのは、いまや美しき成熟期を迎えたジュンファン。1年前のタリンでは初めてのISU国際選手権タイトルを射止め、直後の冬季五輪でも5位入賞。艶のあるスケーティングはますます輝き、表現力は深みを増した。

今季はアクセルに苦しめられ、得点を取りこぼすことが多かった。それでも2度のグランプリ大会では着実に表彰台乗りを果たし、韓国選手権では貫禄の7連覇。長年母国を背負ってきた21歳は、おそらく大切なシーズン後半に向けてきちんとミスを調整してくる。SP「マイケル・ジャクソン・メドレー」とFS「007」と、とてつもなくかっこいいプログラムも2本揃っている。

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