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フィギュア スケート コラム 2023年2月7日

日本・韓国・アメリカ、激しくも美しい三つ巴戦から目が離せない | ISU四大陸フィギュアスケート選手権2023 女子シングル プレビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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千葉百音はジュニアGPポーランド杯では2位に食い込み、全日本ではSP3位の素敵な衝撃を作り出した。3Aこそないものの、安定したジャンプを飛び、華麗なスピンはレベル4獲得が極めて高い。中でもレイバックからのビールマンスピンは絶品!

直前の国体少年女子の部では、ジャンプを「気合」で着氷し、17歳の千葉がSP・FSともに首位で圧巻の優勝を飾った。やはり初めてのISU国際選手権大会では、緊張せずに、のびのびと優雅な舞いで、世界中のスケートファンを虜にしてほしい。

すでに1年前の四大陸で、韓国のイ・ヘイン(銀)とキム・イェリム(銅)は表彰台を経験している。

今季のNHK杯で表彰台の最上段に駆け上がったことでもおなじみキム・イェリムは、フランス杯2位、ユニバーシアードで日本の三原・坂本に続き3位と、今や世界屈指のトップスケーター。なによりその成熟したムーブメントは定評がある。陰のある美で魅せるSPも、しっとりと酔わせるFSも、絶対に見逃したくない。

イ・ヘインは大胆さと可憐さを併せ持つ。ハイスピードで滑らかなスケーティングと、切れ味鋭いジャンプ。スパイラルは伸びやかで、雄大なステップやコレオシークエンスは常に高い加点で歓迎される。昨季は五輪行きの切符を逃した直後に、四大陸で悔しさを晴らすような好演技を実現した。昨世界選でも7位に食い込み、17歳の伸び盛り。

また今季ジュニアGPファイナルで銅メダルの16歳キム・チェヨンは、熾烈な国内の争いを勝ち抜き、一気に四大陸と世界選手権への切符を手に入れた。FS後半に難しいコンビネーションジャンプを2つ組み込んでくる技術派であり、スピードとメリハリのある滑りも魅力的。

こんなハイレベルな日本&韓国の前に立ちはだかるのが、地元アメリカだ。2015年以来遠ざかっている四大陸チャンピオンの座をかけて、全米選手権トップ3を送り込んでくる!

ダイナミックな3Aでアンバー・グレンは攻める。アメリカ杯で自己初のGPメダルを射止め、直前の全米選手権では2度目の表彰台と、今季は流れに乗っている。しかも3年ぶり2度目の出場となる四大陸選手権は、現在のトレーニング本拠地コロラド・スプリングス!モチベーションはとてつもなく高いはずだ。

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