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フィギュア スケート コラム 2023年2月2日

新女王誕生!15歳イザボー・レヴィト「やるべきプログラムをしっかりこなした自分を誇りに思う」 | 全米フィギュアスケート選手権2023 女子シングル レビュー

フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部
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「正直に言うと、今大会に戻ってくるのが怖かったんです。精神的なハードルがありました。でも、再び戦いを楽しむことが出来て、すごく嬉しく思っています」(グレン)

トータル207.44点で逆転3位を確定させ、人生2度目の全米メダルにグレンが歓喜した一方で、ノーミスのSP3位から最終的にひとつ順位を落としたスター・アンドリューズもまた、初めての4位ピューターメダルに心から興奮した。

「メダルが取れて本当に嬉しいです。ジャンプが2回すっぽ抜けてしまったので、もうダメだと思ってました。でもスコアが発表された時に、自分が表彰台に上がれることを理解したんです」(アンドリューズ)

23年ぶりにアフリカ系アメリカ人女子選手が2人出場した記念すべき大会で、35年ぶりのアフリカ系アメリカ人女性メダリストが誕生した。その35年前の全米女王デビ・トーマス……世界選手権金メダリスト&五輪銅メダリストの偉大なるチャンピオンが切り開いてきた道を、この先もアンドリューズは進んできたいと願っている。

また5位には、大会前に「大穴」と称されていた14歳ジョゼフィン・リーが飛び込んだ。SPを11位と大きく出遅れながらも、FSで難度の高いコンビネーションジャンプを次々と決めて、一気に巻き返した。評判通りのポテンシャルの高さを証明した。

17歳リンゼイ・ソーングレンは6位入賞。SP、FSともにジャンプの回転不足に悩まされたが、柔らかいスピンやステップはいずれも大きくGOE加点がついた。昨大会4位のガブリエラ・イッゾは、SPでジャンプ2本がノーバリューの15位という絶望的なスタートを切ったが、FSは渾身の演技で6位。トータル11位ながら、笑顔で大会を締めくくることができた。

かつて2度の全米選手権優勝を果たしたグレイシー・ゴールドにとって、SP5位の成績は、2017年大会以来6年ぶりの快挙であり、間違いなく希望となった。残念ながらFSではルッツに苦しめられ、最終的には8位終了。本当は世界選メンバーに入りたかったそうだが、それでも第3補欠ながら四大陸選手権代表メンバーリストには名前が入った。昨季末で引退も考えていたという27歳の物語は、きっとまだ終わりではない。

文:J SPORTS編集部

J SPORTS編集部

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