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新女王誕生!15歳イザボー・レヴィト「やるべきプログラムをしっかりこなした自分を誇りに思う」 | 全米フィギュアスケート選手権2023 女子シングル レビュー
フィギュアスケートレポート by J SPORTS 編集部「ミスにはもちろん少しがっかりしています。ただ、今シーズンのここまでと、復帰までの道のりを考えると、むしろ誇りに思っても良いことがたくさんあります」(テネル)
数々の好演ですっかりボルテージの上がったアリーナで、SPと同じくFSでも最終滑走の重役を担ったレヴィトは、すべてをパーフェクトにやりこなした。冒頭の3Lz+3Loを丁寧に飛んで波に乗ると、後半の武器3Lz+1Eu+3Sも成功。持ち前の可憐さや、瑞々しさはそのままに、どこか老練な安定感さえ漂わせた。もちろんFS「Dulcea Si Tandra Mea Fiara(私の甘く優しい野獣)」を力強く滑り終えた瞬間に、無邪気な15歳の笑顔が弾けたのだけれど。
「落ち着いて、やるべきプログラムをしっかりこなした自分を、とても誇りに思います。私の目標は、緊張をできる限り抑えて、小さな、些細な、愚かなミスを絶対に犯さぬことでした」(レヴィト)
技術点で2位以下を大きく突き放しただけでなく、演技構成点でもレヴィトは堂々たる首位。FSで149.55点を叩き出し、トータルでは233.33点に達した。SP後のテネルとの0.02点差は、FS終了後には10.21点に広がっていた。
2度目のシニア全米挑戦で、レヴィトが金メダルの栄光に輝いた。トップレベルに返り咲いたテネルは、自身にとって5度目の表彰台乗り。また両者は2月上旬にアメリカで開催される四大陸選手権と、3月末さいたま開催の世界選手権への派遣が決定された。
2人の新旧女王に続いて表彰台に上がり、やはり2つの選手権代表に選ばれたのがアンバー・グレンだ。SP後に3位と4位が0.01差という、金メダル争い以上のすさまじい僅差を抜け出して、銅をつかみ取った。
一昨年の全米を銀で終えながら、昨大会はコロナ陽性でFS棄権に追い込まれた。五輪行きへのチャレンジさえ許さえなかった悔しさを、グレンは結果で晴らした。
SP4位で迎えたFSでは、冒頭で勇敢に3Aを飛んだ。オーバーターンでGOEは減点されたものの、グレンはこれで勢いに乗った。次々とパワフルなジャンプを決めた。ジャンプシークエンスで予定通りの回転が組み込めなかったことを除けば、すべてを予定通りにこなした。持ち前のスピードと切れ味で、ダイナミックにリンクを駆け巡った。
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