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フィギュア スケート コラム 2023年1月20日

第72回全国高等学校スケート競技・アイスホッケー競技選手権大会(インターハイ)フィギュアスケート競技 女子シングルレビュー

フィギュアスケートレポート by 中村康一(Image Works)
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表現力、スケーティングスキルはジュニアとは思えないほど高いものを持っている選手だ。昨年末の全日本選手権、特に3位につけたショートの演技は本当に素晴らしかった。“シンドラーのリスト”のプログラムを演じるに当たっては、過去にこの曲を滑った選手達の演技を映像で見て表現の仕方を学んだそうで、特に宮原知子さん、ジェイソン・ブラウン選手の演技を参考にしたとのこと。既にシニアのトップ選手達に引けを取らない印象なのだが、

「スケーティングスキルはここ数年で自分でもレベルアップできたと思うんですけど、全日本選手権に出たときに、シニアの選手達にはまだまだ及ばないな、と感じて、それが自分の課題だと思っています」

と、自身では厳しい見方をしているようだ。

「来季は4回転、トリプルアクセルをちゃんと自分の武器として使えるようになりたい。スケーティングもスピンもバランス良く力をつけていきたいです」

気が早いようだが、ミラノ五輪の代表を期待できる選手だと感じている。千葉選手に限らず、今回の女子の上位4名は確実に代表争いに加わることだろう。

4位 吉田陽菜

吉田陽菜

ショートプログラムは良い出来で2位につけたが、フリーではジャンプのミスが出て総合4位と順位を落としてしまった。

「ジュニアグランプリファイナルと同じミスをしてしまいました。四大陸選手権に向けてやることが沢山あります。四大陸選手権は標高が高いところ(コロラドスプリングス)なので、演技の後半に力を入れて練習しています。今日は後半でミスをしてしまいましたが、練習での調子は悪くないので、もっと練習を積みたいです。そして四大陸選手権で今季最高の演技をしたい」

演技後半に力を入れて練習してきたとのことだが、それがインターハイで生かせなかった点を反省している様子だった。吉田選手は今季、ジュニアグランプリで2戦2勝。国内では西日本選手権で三原舞依を上回って優勝するという活躍ぶりを見せた。ただその後、ジュニアグランプリファイナル、全日本選手権では思うような演技をすることができなかった。

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