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ラグビー コラム 2026年8月18日

大学王者・明大に春の関西王者・京産大が挑む 世代屈指の才能の闘いを見逃すな

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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東西の大学リーグは9月から開幕する。8月中旬から下旬にかけては、長野県の菅平高原に主要大学が集い、トレーニング、練習試合を続けている。昨季の全国大学選手権を7シーズンぶりに制した明大は5月の招待試合で帝京大に敗れ、春季トーナメントでも早大に敗れたが、冬の選手権に向けて早大、帝京大と並ぶ優勝候補であることは間違いない。

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夏合宿では、8月16日(日)に天理大のAチームと対戦し、40-14で下している。そして、8月20日(木)には春季大会で関西王者となった京産大と対戦する。両チームは昨季の全国大学選手権・準決勝で対戦し、37-19で明大が勝っている。京産大と言えば、伝統的にスクラム、モールを強みにしており、同じくFWに強みを持つ明大と激しいバトルが繰り広げられそうだ。

日本代表で活躍する大学生・SO伊藤龍之介(明大4年)、PR大塚壮二郎(関西学大4年)と同期の両チームの4年生は伊藤、大塚も名を連ねた2024年のU20日本代表選手が多い。京産大はキャプテンのLO/FL石橋チューカ、PR八田優太、SH髙木 城治、村田大和。明大もキャプテンのFL大川虎拓郎はじめ、PR山口匠、LO物部耀大朗、FL亀井秋穂、SO伊藤利江人、WTB白井瑛人(3年)、海老澤琥珀、FB竹之下仁吾がいる。本稿執筆時点で試合出場メンバーは未定だが、世代屈指のタレントがどんなプレーを見せてくれるのか、楽しみな対戦だ。

明大は昨季まで5シーズンにわたって指揮を執った神鳥裕之監督が勇退し、神鳥監督のもとで2年間ヘッドコーチを務めた高野彬夫氏が監督に就任した。昨年のメンバーから、HO、SH、CTBと要のメンバーが抜けており、誰が穴を埋めるのかが注目されている。京都成章高校ではSOだった岡元聡志(1年)が大学進学後はSHに挑戦しており、そのアタックセンスは必見だ。伊藤龍之介不在でもでも、BKラインは萩井耀司(3年)、白井瑛人、大和哲将(3年)、古賀龍人(2年)ら将来楽しみな選手が揃っている。

対する京産大も、昨季のメンバーからHO、NO8、CTBの選手が抜けており、どんな編成で臨むか興味深い。春季大会ではHOは東海大大阪仰星高校出身の濱田素良(2年)、NO8は春の天理大戦では興国高校出身のベネディクト・アカウオラ(2年)が務めた。183㎝、120㎏の巨漢選手だ。BKでは、SO/FBの太田陸斗(3年)、FB宮里快一(3年)らランニングスキルの高い選手がおり、明大のディフェンスラインの脅威になるだろう。粘り強いディフェンスは京産大の特長の一つで、夏の時点で関東の上位校と戦う経験は秋以降に生きる。シーズン開幕に向けて、両校ともにメンバーの組み合わせや戦術を試す時期だ。東西の強豪が今どんな表情をしているのかを、じっくり確かめたい。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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