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ラグビー日本代表は、今週末、新大会「ネーションズチャンピオンシップ」第2戦で世界ランキング3位のアイルランド代表に挑む。初戦(7月4日)では、満員の秩父宮ラグビー場でイタリア代表から8年ぶりの勝利を挙げた。フランス帰りのSH齋藤直人、明治大4年生のSO伊藤龍之介を軸にキックを巧みに使いながら地域を前進させ、多彩な攻撃でイタリア代表のディフェンスを攻略し、27―10で勝った。第2期エディー・ジョーンズ体制3シーズン目にして、ようやくチームとしてまとまってきた感がある。
J SPORTS オンデマンド番組情報
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日本 vs. アイルランド ラグビー ネーションズチャンピオンシップ2026
配信日時 : 2026年7月11日(土)午後6:30 ~
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日本 vs. フランス ラグビー ネーションズチャンピオンシップ2026
配信日時 : 2026年7月18日(土)午後5:00 ~
イタリア代表は世界ランキング10位だが、アイルランドは3位。先週は世界ランキング8位のオーストラリア代表を、33-31の僅差で下している。その試合を見る限り、ディフェンスのラインスピードも速く、ボールキャリアーに徹底してプレッシャーをかけてくる。アタック(攻撃)に関しても、大きなFWが短いパスをつなぎながら縦に突進。ガツガツと前に出たかと思えば、BKが巧みなパスワークでディフェンスを破る。先週のイタリア代表より、攻守にワンランク上とみていいだろう。日本代表のプレーが精度を欠けば、あっという間に点差を広げられてしまう危険性を感じる相手だ。
戦いの舞台は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州にあるニューカッスル。タスマニア海に面する港湾都市だ。ここにあるマクドナルド・ジョーンズ・スタジアムは、2027年のラグビーワールドカップで日本代表がサモア代表と戦う場所だ。日本代表は7月9日に、試合登録メンバーを発表。イタリア代表戦からの変更は、WTB(11番)のみで、石田吉平からメイン平に代わる。LOワーナー・ディアンズキャプテン(身長201㎝)、LOハリー・ホッキングス(身長208㎝)のツインタワーは世界屈指のFW第二列になる可能性がある。FW第三列はイタリア戦でパワフルなタックルを連発したFLベン・ガンター、豊富な仕事量でFWをけん引したFL下川甲嗣、NO8ジャック・コーネルセン。FW第一列は、PR岡部崇人、HO原田衛、PR竹内柊平の3人。空中戦にも強く、ワークレートも高い、頼もしいFW陣だ。リザーブのFWはイタリア代表戦同様、8人中6人と分厚くしてある。FLリーチ マイケル、ティエナン・コストリーなどさらにスピードアップできる選手が控えているのも心強い。
BKは齋藤、伊藤のHB団に、成長著しい廣瀬雄也とスピードのあるディラン・ライリーのCTBコンビ、バックスリー(WTB、FB)にはイタリア代表戦でトライをあげたWTB植田和磨、FB松永拓朗に今回唯一の変更のメイン平が入る。メインは4年ぶりの代表戦になるが、ハイボールのキャッチに優れており、日本代表の課題を解消するキープレーヤーになる可能性がある選手だ。
J SPORTS 放送情報
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ラグビー ネーションズチャンピオンシップ2026 日本 vs. アイルランド
放送日時:2026年7月11日(土)午後 6:30 ~ J SPORTS 1
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ラグビー ネーションズチャンピオンシップ2026 日本 vs. フランス
放送日時:2026年7月18日(土)午後 5:00 ~ J SPORTS 4
対するアイルランド代表は、先週のオーストラリア代表戦から大きくメンバーを変える。先発15人のうち、同じ背番号を背負うのは、PR(1番)トム・オトゥール、LO(5番)ジェームズ・ライアン、CTB(12番)スチュアート・マクロスキーの3人。60キャップのジャック・コナンは、8番からFL(6番)にポジションを変える。NO8はテストマッチデビューとなるショーン・ヤンセン。NZダニーデン出身の26歳だ。そして、先週のリザーブ陣6名が先発に回る。HOローナン・ケラハー、PRトーマス・クラークソン、キャプテンを務めるLO(4番)タイグ・バーン、FL(7番)ニック・ティモニー。SHクレイグ・ケーシー、SOキアラン・フロウリーだ。最多キャップは、CTBロビー・ヘンショウの84キャップ。ジェームズ・ライアンの81キャップをそれに続く。
決定力のあるアイルランド代表の攻撃を受け続ければ失点は免れない。いかに地域を進め、ボールを保持しながら戦うことができるかどうか。ディフェンスの時間をできるかぎり少なくし、ディフェンスに回ったときにはボールキャリアーにプレッシャーをかけ続ける。日本代表の合言葉になっている「ゴールドエフォート」を実践し、ピッチに立つ選手が途切れることなく仕事をし続ければ勝機はあるはずだ。アイルランド代表は大きくメンバーを変えている。スキはあるはずだ。我慢強く戦いたい。
文:村上 晃一
村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。
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