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ラグビー コラム 2026年6月22日

関東大学春季交流大会Bグループ 帝京大が慶大との全勝対決制す

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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関東大学春季交流大会Bグループの全勝対決が、6月21日(日)、横浜市の日吉にある慶應義塾大学グラウンドで行われた。帝京大学慶應義塾大学はともにここまで4連勝。両チームにとって、これがBグループ最終戦でもあった。この日は、Bチーム同士、C/Dチーム同士の対戦もあり、その試合にはさまれる形で、Aチーム同士の試合が行われた。

午後1時、試合は帝京大SO上田倭楓(2年)のキックオフで始まった。帝京大が開始早々、慶大のアタックをFL甲斐敬心(4年)がスティール(ジャッカル)して寸断する。その後、慶大陣深く攻め込み、ラインアウトからモールでトライを狙うが、ここは2回連続で慶大に止められてしまう。先制トライは前半7分だった。連続攻撃のなかで、フィールド中央のラックからSO上田がパスを受け、内側に走り込んだWTB青栁潤之介(4年)が抜け出してトライ。上田がゴールも決めて、帝京大が7-0とリードした。

しかし、この後はスコアが動かなくなる。攻勢に出る帝京大はディフェンスの背後へのキックを狙うのだが、これがダイレクトタッチになるなど精度を欠いた。慶大もボールをテンポよく動かして攻め込むが、ディフェンスを崩し切ることができない。前半25分、帝京大はWTB青栁が右コーナーへのトライを目指して走ったが、ここは慶大のCTB松田怜大(4年)が素早く間合いを詰めてタックルを決める。互いに粘り強いディフェンスで失点をせず、前半38分まで、7-0のまま進んだ。

帝京大が2つ目のトライを奪ったのは、SH西村颯二郎(3年)だった。慶大陣10mライン付近のラインアウトから、フィールドを横幅いっぱいに使って右に左に展開した後、WTB石原幹市(4年)のオフロードパスを受けた青栁が1人、2人とタックルをかわしてトライラインに迫り、最後はサポートした西村につないだもの。帝京大は43分にも青栁がトライ、上田が3本目のゴールも決めて、21-0とした。

関東大学春季交流大会2026 Bグループ(6月21日)

【ハイライト】慶應義塾大学 vs. 帝京大学

後半の序盤も拮抗した展開となる。18分、慶大のCTB和田健太郎(3年)が抜け出したかに見えたが、味方の選手がタックラーの邪魔になっており、オブストラクションの反則をとられてしまう。後半20分を過ぎてからは、帝京大がスコアを重ねた。21分、慶大のトライラインに迫ったラインアウトから、交代出場のPR遠藤廉士(4年)がトライ。25分、帝京大は自陣からLOイリエサ・ヘニビトゥ(2年)が抜け出し、交代出場のFL鈴木仁大(3年)が好サポートでさらに前進。最後はHO高見崇(3年)がトライ。

後半33分には交替出場のWTB吉田琉生(2年)がトライし、ここまでのゴールを上田がすべて決めて42-0と突き放した。その後、2トライ2ゴールを加えた帝京大は、スクラムでも圧力をかけ、手堅いディフェンスで慶大をノートライに抑えた。帝京大のAチームはこの春負け知らず。PR森山飛翔キャプテンは、交流大会以外の試合も含めて、春の終盤の明治大、天理大、早大、慶大、東海大の5連戦を全勝するのが目標だと語っており、残すは、6月28日(日)の東海大戦のみ。大学日本一奪還に向けて、着実に歩みを進めている。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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