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ラグビー コラム 2026年6月19日

関東大学春季交流大会Bグループ優勝決定戦は帝京大と慶大が全勝対決

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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関東の大学がリーグの垣根を越えて戦う「関東大学春季交流大会」は、いよいよクライマックスだ。昨季の関東大学対抗戦・関東大学リーグ戦1部の1~3位までがAグループ、4~6位によるBグループに分かれて行われているが、Bグループでは、ここまで昨季の対抗戦4位の帝京大学と、5位の慶應義塾大学が4戦全勝。6月21日(日)、慶應義塾大学グラウンドで激突する。

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迎え撃つ慶大は、6月14日(日)、法政大との3戦全勝対決を制した。実力は拮抗しており、前半は0-0、後半に入ると慶大がラインアウトのモールから交代出場のHO李知成が2トライ。法政大のWTB福本耀にディフェンスを破られ失点したが、12-12で迎えた後半33分にSO小林祐貴のトライとゴール、交代出場のSH森航希のトライで突き放し、26-19で競り勝った。

対する帝京大はBグループでは大勝続き。初戦で日体大を91-0で破ると、第2節では法政大を88-0、続く立正大、流通経済大も大差で下して4連勝。そのほか、招待試合では明大、早大も下しており、快進撃を続けている。2年生の上田倭楓をSOに起用し、昨年はSOとしてプレーした本橋尭也をFBに据えて2人でゲームをコントロール。キャプテンのPR森山飛翔を軸にセットプレーも安定しており、個々のスキルも高い。

楽しみな一戦だが、6月27日からジョージアで開催される20歳以下の世界大会ジュニアワールドチャンピオンシップに参加するU20日本代表に両チームから多数の選手が参加する。帝京大からは6名(PR有賀啓悟、HO津村晃志、三浦颯太、FL藤久保陸、NO8坪根章晃、CTB福田恒秀道)、慶大は4名(LO山﨑太雅、FL申驥世、SH尾関航輔、SO小林祐貴)。加えて帝京大はCTB佐藤楓斗が日本代表のトレーニングスコッドに連ねている。慶大にとっては、申や尾関と小林のHB団が不在なのは大きいが、FWをまとめる恩田優一郎キャプテン、中野誠章、オーストラリア出身のLOトーマス・ニコラス・パパスらを軸に僅差勝負に持ち込みたい。

6月19日に発表されたメンバーを見ると、帝京大はPR森山飛翔キャプテンを筆頭に、SO上田、FB本橋、WTB青栁潤之介ら、代表に参加している選手を除いては中心選手がずらり。一方、慶大はハーフ団に今大会の2戦目までは9番、10番を務めたSH森航希、SO脇龍之介が先発。決定力ある2年生のWTB草薙拓海は14番。恩田、中野、トーマス・ニコラスらも先発。法政大戦のようにグラウンドを幅広く使って攻め、ラインアウトからのモールを押し込んでトライを奪えるかどうか。Bグループの優勝を決める戦いであると同時に、課題を見つけ出す試合でもあり、秋以降が楽しみになる試合を期待したい。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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