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ラグビー コラム 2026年6月17日

東洋大学、昨シーズンの雪辱を果たせず東海大学に敗戦。ラグビー関東大学春季交流大会

ラグビーレポート by 東洋大学スポーツ新聞編集部
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先制トライを挙げたロケティ

昨秋の雪辱を果たすことはかなわなかった。

6月14日、ホームの東洋大学川越ラグビーグラウンドで、ラグビー関東大学春季交流大会の最終節・東洋大学vs.東海大学の試合が行われた。先制したのは東洋大。先にリードを奪い、主導権を握りたいところだったが、その後は得点を重ねることができずに最終スコアは7-27。白星をつかんだのは東海大だった。

両校が公式戦で対戦するのは昨秋の関東大学リーグ戦以来、約半年ぶり。東洋大にとっては同大会で唯一敗れた因縁の相手。CTB (センター)浅尾至音主将(4年)も「勝つしかない 」と語っており、強い気持ちで試合を迎えた。

ラグビー 関東大学春季交流大会2026

薄曇りの空の下、東海大学のキックオフで試合は始まった。

先にスコアを動かしたのは東洋大。24分、SH(スクラムハーフ)黒岩稜(1年)から、CTB浅尾(4年)へボールが渡り、そのまま相手のディフェンスラインから抜け出す。

浅尾は相手タックルに捕まる寸前で、NO8(ナンバーエイト)ロケティ・ブルースネオル(1年)にパス。ロケティはそのままインゴール中央にグラウンディング。その後のコンバージョンキックをFB(フルバック)池渕紅志郎(3年)が正確に沈め、スコアは7-0に。

このまま弾みをつけたい東洋大だが、それを許さないのが東海大。33分、自陣深くでの相手ボールラインアウトを献上し、モールで少しずつトライラインへ押し込まれていく。その後、東海大は左にパスを展開して、タッチライン際を走るWTB(ウイング)山口廉太(2年)へとパスが繋がり、WTB井戸川ラトレル(2年)がタックルに入るもトライを許した。

38分、東洋大ボールのラインアウトで試合が再開されるも、LO(ロック)アルメイダ聖(2年)の手からボールがこぼれ落ちてパスがつながらず、相手にチャンスを与えてしまう。

相手SO(スタンドオフ)萩原俊輔(4年)にボールを奪取され、そこから東海大は右に大きく展開し、WTB説田万次郎(2年)にインゴールを明け渡した。その後のゴールも決め、スコアボードに7-12が刻まれ、東海大優勢のまま試合を折り返す。

関東大学春季交流大会2026

【ハイライト動画】Aグループ 東洋大学 vs. 東海大学(6月14日)

後半に入ってから東洋大は敵陣でなかなかプレーをさせてもらえない時間が続いた。

14分、自陣での相手ボールのスクラムから東海大は、左にテンポよくパスを展開していくも、東洋大は粘り強いディフェンスで大きく前に進ませない。だが、それでも徐々に東海大のワイドなパスワークに翻弄され、東洋大のディフェンスにギャップが生まれた。それを見逃さず、抜け出したWTB山口(2年)に再びトライを奪われた。

この後、敵陣深くでマイボールラインアウトを獲得し、東洋大に絶好のチャンスが訪れる。東洋大の武器であるラインアウトモールから右にパスを展開し、相手ディフェンスのギャップをうかがっていく。そしてマイボールスクラムを獲得。ここで何としても流れを手繰り寄せたいところだが、コラプシングをとられ、トライには至らなかった。

逆に30分には、セットプレーを起点にラインアウトモールでの失点を許すと、38分にはトライラインに迫る東海大との攻防中に、SO永吉天馬(1年)が故意の反則でシンビン(一時退出)を受ける。東洋大は試合終了まで数的不利を背負って戦うことになった。その後、5mライン付近での相手ボールラインアウトからのモールで、ウェスリー・トンガ(4年) にトライを奪われた。

最終戦を戦い抜き、整列する選手たち

最終スコアは7-27。東洋大は春季交流戦を黒星で終えることとなった。

試合後、バイスキャプテンのFL(フランカー)ナモア・ファタフェヒ(4年)は、「全体として準備が全然足りなかったと思います。やっぱり細かいところとか、FWでいうとラインアウトが全然ダメだったり、ミスが多かった。」と敗因を振り返る。

そして、春シーズン全体を100点満点中、「10点ぐらい」と厳しく振り返りつつも、「自分たちのミスで悪い展開が続いたので、本当にそこだけを直せばコリジョンとかでも勝っているので、自信はあります。」と回答し、秋での巻き返しを見据えていた。

秋に向けてチームの課題が浮き彫りになった春シーズン。Navy Warriors の日本一への大航海はまだ始まったばかりだ。

文:土田夏帆/写真:土田夏帆、市澤結衣(東洋大学スポーツ新聞編集部)

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東洋大学スポーツ新聞編集部

2001年(平成13年)創刊。東洋大学における唯一の学生新聞部。
体育会所属の部活動を対象に、取材を行い、紙面・Webサイトを通じて情報を発信。一人ひとりの挑戦やチームの歩みに光を当て、大学スポーツの魅力を発信することを目指して活動している。

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