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ラグビー コラム 2026年5月16日

大会初勝利は「法政大学」か「日本体育大学」か。第15回「関東大学春季交流大会」Bグループ

ラグビーレポート by 田村一博
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今シーズンの関東大学ラグビーの勢力図は?

楽しみな新人は?

そんな興味を満たしてくれる春の公式戦、第15回目の「関東大学春季交流大会」が始まっている。

昨季の関東対抗戦と関東リーグ戦の4~6位が参加するBグループでは、5月17日(日)、1敗の法政大学(昨季リーグ戦6位)と2敗の日本体育大学(昨季対抗戦6位)が激突する。

日体大は大学屈指のボールハンターでもあるFL岡部義大が新主将となった。

昨季も守ればスティール連発、攻めては帝京大学戦で唯一のトライを奪った豪快なランなど獅子奮迅。さらなるステップアップを期待させずにはいられないスキッパーだ。

副将は長野・岡谷工業出身のSO五味侑也が務める。チームスローガンは驚き・衝撃の意味を込めた「SHOCK」、掲げた目標は大学選手権出場だ。

Bグループには、昨季2位に躍進した筑波大学に押し出される形で4位となった帝京大学がいる。

日体大は、その帝京大学に開幕戦で0-91と完敗を喫し、2戦目では慶應義塾大学に19-45。終盤にターンオーバーなどから3トライを奪ったが後半30分まで無得点だった。

しかし、まだ5月中旬だ。

しかも帝京大戦と慶大戦は中5日の2連戦であり、本格的な課題修正は難しかっただろう。むしろ慶大戦から3週間の準備期間があった今週末にこそ注目したい。

先発メンバーは、FL岡部主将とSO五味副将が揃い踏み。注目されるスクラムの最前線にはPR豊嶋優希、HO内山怜、PR真鍋二郎が入った。ビッグキャリアーであるPRパエア・レワはリザーブに入った。

一方、東京・多摩のホームグラウンドで迎え撃つ法大は、キャプテンに報徳学園出身のFL/NO8植浦慎仁を据え、副将は下級生からレギュラーだったPR守安史成(桐蔭学園)が務める。

チームスローガンは「逆襲」。サブタイトルに「Reborn」(生まれ変わる)「Hungry Mind」(貪欲な向上心)を付けた。ソフトなトライもあった昨季から本来の粘り強さ、泥臭さを取り戻し、伝統の展開ラグビーを花開かせたい。

指揮官は、東京山九フェニックスを指導していたケン・ドブソンHCが2期目。日本人の母を持ち、豪レッズ時代には五郎丸歩氏の通訳を務めるなど日本語は堪能だ。

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法大で指導11年目を迎える難波克彰FWコーチは「仲が良く4年生の一体感がある」と期待を語る。

法大は1年生に楽しみなルーキーが多い。

U20代表に参加中のFB須田琥珀(大阪桐蔭)や、桐蔭学園出身のCTB德山凌聖、俊敏性にも優れる天理出身のSH林友來、SO/FB𠮷浦太我(佐賀工業)、そして富山第一初の高校日本代表候補として注目を集めたFL越智伊織もいる。

法大の先発メンバーを見てみると、主将は不在となりPR守安副将がゲームキャプテンを務める。そのほかのフロントローは付属校出身のHO花澤祐太とPR和山学弥。好タックラーのFL大沢空もメンバーに入った。

展開ラグビーの鍵を握るハーフ団はSH野島大翔と下級生から主力の3年生SO佐川一眞。期待のルーキーであるSH林友來とSO𠮷浦太我はリザーブに名を連ねた。

法大の難波FWコーチは「モールはディフェンスも良くなってきている」と語り、日体大戦のFW戦へ向けて自信を覗かせた。

今大会では初戦の帝京大戦で0-88と完敗。2年前の春季大会では力を見せたスクラムでも劣勢となった。2戦目となる日体大戦でFW戦においても手応えを掴みたい。

日体大は、進化させてきた伝統のランニングラグビーの基盤、セットプレーの出来に注視したい。元NECの木下剛氏を招いて昨季強化してきたスクラム、ラインアウトを安定させ、過去2戦で少なかったアタックの時間を増やせるか。大会初勝利に燃える両軍による一戦。キックオフは5日曜日の午後1時だ。

文: 多羅 正崇

田村一博

前ラグビーマガジン編集長。鹿児島県立鹿児島中央高校→早稲田大学。早大GWラグビークラブでラグビーを始める。ポジションはHO。1989年、ベースボール・マガジン社に入社。ラグビーマガジン編集部に配属される。1993年から4年間の週刊ベースボール編集部勤務を経て、1997年からラグビーマガジン編集長に就く。2024年1月に退任し、現在は編集者、ライターとして活動。

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