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ラグビー コラム 2026年5月8日

青森で『春の早慶戦』、早稲田大学が慶應義塾大学と対戦。弘前ラグビープロジェクト

ラグビーレポート by 早稲田スポーツ新聞会
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円陣を組む早大メンバー

伝統の『赤黒』と『黒黄』。この両者は、決して切り離すことのできない宿命を背負ったライバルだ。大学ラグビーのみならず、日本ラグビーの歩みそのものを切り拓いてきた両校が、今、青森の地で新たな歴史の1ページを刻もうとしている。

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前節、早大・上井草グラウンドで筑波大学と対戦した早稲田大学。開始早々からフルスロットルで自慢のアタッキングラグビーを披露した。SO(スタンドオフ)服部亮太(スポ3=佐賀工)や、CTB(センター)島田隼成(スポ3=福岡・修猷館)のゲームメイカーが左右にボールを散らし、筑波大ディフェンスを翻弄する。

ゲームメイカーのSO服部とCTB島田

また、BK(バックス)ラインに多数のタレントを擁する筑波大のアタックに対しても、早大はコミュニケーションを取りながら上手く対応し、堅牢な守備を見せた。今シーズンの公式戦としては初戦にも関わらず、攻守ともに高い完成度を見せ、その船出は、未来を照らす白星での輝かしい幕開けとなった。

対する慶應義塾大学は前節、流通経済大学と対戦しており、こちらも圧勝で白星発進を切った。ラインアウトモールから得点を量産。そして、FW・BK問わずにグラウンドを縦横無尽に駆け回るダイナミックなアタックを披露。

また、今年の慶大には例年以上に多数の有望な新入生が加わっており、彼らがもたらす新たなエッセンスも今季の慶大を見る上で重要なポイントだろう。

前進を試みるHO清水

では、今試合の注目選手を紹介する。早大は先発フロントローの3名、PR(プロップ)杉本安伊朗(スポ4=東京・國學院久我山)、HO(フッカー)清水健伸主将(スポ4=東京・國學院久我山)、PR新井瑛大(教4=大阪桐蔭)に注目したい。

早慶戦は伝統の一戦という名に相応しく、自分たちの実力以上の力を発揮することができる。だからこそ、この一戦ではお互いが譲らない厳しい攻防が繰り広げられる。そのため、早大はこの3人を中心としたセットプレーで試合を組み立てていきたい。

また、今試合の早大での注目ポイントは、リザーブに魅力的な『赤黒』デビューとなる選手が名を連ねていることだ。

まずはLO(ロック)惟村詠甫(基理4=神奈川・桐蔭中等教育)だ。これまで下位カテゴリーで厳しい時間を過ごしてきた。しかし、どの試合でも常に体を張り続けた結果、最終学年にして『赤黒』をつかみ取った。

また、CTB藤井雄士(社3=北海道・札幌山の手)からも目が離せない。彼の強みは素早いヒットスピードから繰り出されるボールキャリーとオフロードパスだ。入部当初から着実に肉体強化をし、サイズアップをしてきた。彼の強みが早大のアタックに勢いをもたらしてくれることだろう。

そして、大型ルーキーのLO笹部隆毅(スポ1=神奈川・東海大相模)もメンバー入りをしている。その持ち前の身長からラインアウトに安定感をもたらして欲しい。

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対する慶大の注目選手も紹介する。まずはFB(フルバック)田村優太郎だ。複数ポジションをこなせるオールラウンダーは、今試合もメンバーに登録されている。鋭いステップと持ち前のスピードで慶大のアタックに勢いをもたらせるだろう。

また、リザーブには身長約2mの超大型LOトーマス・ニコラス・パパスが入っている。早大はラインアウト時には特に注意したい。

伝統という名の誇りをかけ、負けられない戦いが幕を開ける。今週末、東北の大地を震わせるのは早大の雄叫びか。矜持を胸にした両校の勇姿を見届けろ。

記事:大林祐太/写真:伊藤文音、吉田さとみ(早稲田スポーツ新聞会)

早稲田スポーツ新聞会

早稲田スポーツ新聞会

1959(昭和34)年創刊。人気の野球、ラグビーを中心に早大体育会44部をくまなく取材し、年12回の新聞発行およびWebやSNSによる情報発信を行う。現在部員170名で活動。»早スポHP»Twitter»Facebook

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