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ラグビー コラム 2026年5月8日

ホストゲームでの最終節。東京サンゴリアスは、流大、中村亮土を勝利で送り出せるか

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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NTTジャパンラグビーリーグワン2025-26ディビジョン1(D1)は、レギュラーシーズンの最終戦となる第18節を迎えた。5月10日(日)、秩父宮ラグビー場では、4位(勝ち点44)の東京サンゴリアス(東京SG)、5位(勝ち点41)のブラックラムズ東京(BR東京)が対戦する。6位(勝ち点39)のブレイブルーパス東京とは勝ち点差5以内に3チームがひしめいており、積み上げる勝ち点によって順位が入れ替わる可能性がある。準々決勝は3位対6位、4位対5位の対戦になるため、その組み合わせにも影響する戦いだ。

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両者は昨年12月13日の開幕節で対戦し、29-15で東京SGが勝利した。この試合も秩父宮ラグビー場だったが、BR東京のホストゲームだった。今回は東京SGのホストゲーム。東京SGのレジェンドであり、ラグビーワールドカップ2019日本大会で日本代表のベスト8進出に貢献した流大中村亮土が引退を表明している。試合後には引退セレモニーが準備されており、チームメイトはなんとしても勝利で2人を送り出したいという思いで戦うだろう。対するBR東京は、リーグワン発足後初のプレーオフ進出を決めている。どんな戦いでプレーオフに弾みをつけるのかも注目だ。

東京SGは前節、トヨタヴェルブリッツを54-38で退けた。SH流の緩急あるパスワーク、CTB中村亮土の素早いパス、FB松島幸太朗のタップパスなど、ベテラン勢のハイレベルのスキルが観客を楽しませた。小野晃征ヘッドコーチは「非常にタフでフィジカルな戦いでした。大事な時間帯に得点できたことで相手にプレッシャーを掛けることができました」と称賛した。サム・ケインキャプテンは、FW陣の活躍について、「とても良かった。コンタクトの高さ、ブレイクダウンでの低さ、タックルでも一人目が低く、二人目が高く入るなど、良い形を出せたと思います」と語った。

対するBR東京は前節、クボタスピアーズ船橋・東京ベイに8-52で完敗。タンバイ・マットソン ヘッドコーチは「トップチームとの試合では、ほんの数%でも自分たちらしさを欠いてしまうと、戦うのは非常に難しくなります。ほとんどのエリアで相手を上回ることができませんでした」と落胆の表情を見せた。TJ・ペレナラ中楠一期という主力のハーフ団を控えに回したことについては、プレーオフに向かって、高橋敏也、伊藤耕太郎のハーフ団にもプレー時間を与えたかったという説明をした。プレーオフを決めたチームにとっては、さらに上を目指す準備が必要だったということだ。

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5月10日の試合登録メンバーを見ると、東京SGは前節から大きなメンバー変更はなし。キャプテンのFLサム・ケインが欠場し、7番のFLには前節リザーブだったショーン マクマーンが入る。そして、リザーブの20番にはピエリッチ シーバートがメンバー入り。キャプテンは流が務め、中村は12番のCTBで先発だ。

 

BR東京は、先発15名では前節から6名の変更がある。SHのTJ・ペレナラ、SO中楠一期が先発復帰。CTB(13番)では礒田凌平が今季初出場。FWでは前節リザーブだったPR西和磨、HOニック・ス―チョンが先発に回った。スーチョンは初先発。FL(6番)はフィリックス・カラプに代わってブロディ・マクカランが先発する。

OPTAのスタッツによれば、東京SGの今季のボール保持率はD1トップの53.9%で、テリトリー支配率は同2位(53.0%)。BR東京も両項目でD1全体3位の数値を記録(ボール保持率:52.1%、テリトリー支配率:52.0%)。ともに高い数値を示している。互いにボールをスピーディーに動かすタイプだが、そのなかで相手をどう攻略するか、高い精度を保てるかも興味深い。流とペレナラのSH対決、松島幸太朗アイザック・ルーカスの攻撃的FB対決などマッチアップも楽しみ。個人得点では、1位の中楠(177点)と2位のチェスリン・コルビ(168点)が直接対決。見どころ満載の戦いだ。見逃す手はない。

文:村上 晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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