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ラグビー コラム 2024年2月26日

【ハイライト動画あり】王者スピアーズ、リーグ後半戦に弾みつく快勝。 ライナーズの反撃を突き放す

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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クロスボーダーラグビー2024で得た勢いが本物であることを証明する勝利だった。連覇を狙うシーズンながら、クボタスピアーズ船橋・東京ベイ(S東京ベイ)は第6節まで3勝3敗と苦しんでいた。第7節は、2月24日(土)、東大阪市花園ラグビー場に乗り込み、花園近鉄ライナーズ(花園L)と対戦。試合前のコイントスで風上を選択したのは立川理道キャプテン。この日のS東京ベイのテーマは「シンプルに」。前半はキックで地域を進めながら、丁寧にボールをつなぐ一方、ディフェンスでは激しく前に出て、花園Lのワイドアタックを封じた。

先制トライは前半7分、花園Lのゴールライン前中央付近でスクラムを得ると、押しながら右へ展開し、SH藤原忍がCTB立川理道にパス。CTBリカス・プレトリアスがダミーで走りこんだ裏で再び藤原がパスを受け、あらかじめ外に回り込んでいたSO岸岡智樹がトライする。FBリアム・ウィリアムズがゴールを決めて、7-0。続く9分、プレトリアスが相手のパスをインターセプトして約50を走り切ってトライ。その後も攻勢が続き、16分には、岸岡が約40mのドロップゴール(DG)を決めて、15-0とリードを広げた。

「DGの判断はタイミング的にも良かった」と岸岡。もし、あのタイミングで守り切られてトライをされていたら、タイトな展開になったかもしれない。2トライ2ゴールでも追いつかない15点差にしたことは主導権を握るという意味で大きかったということだ。「本来キッカーではないリアムがゴールを蹴っていたので」とも話し、着実にスコアすることが大事だったと説明した。クロスボーダーで高いスキルと冷静な判断を披露した岸岡は、この日も冷静沈着にゲームをコントロールした。

前半18分のトライは両WTBが特色を生かした。自陣中盤のスクラムから左オープンへ展開。左端に位置した左WTB木田晴斗がハーフウェーライン手前でボールを受け、ハンドオフでタックラーを弾き飛ばしながら快走し、一気に22mラインを越える。タックルを受けながら内側にパス。ここに走りこんだのが右WTBの根塚洸雅だった。ボールをかっさらうように確保するとインゴールへ。木田の強さとスピード、右から左に大きく移動しながら最短コースを走った根塚の運動量、判断も光った。根塚以外にも3人がサポートしており、S東京ベイの勢いを象徴するような得点だった。スコアは、22-0となる。

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