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ラグビー コラム 2023年10月7日

フィジーは勝ち点1以上で決勝T進出確定。 ポルトガルとの魅惑のアタック合戦は必見!

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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好ゲームが続いたプールCを締めくくりは、変幻自在のアタックで観客を魅了するチーム同士の対決となった。10月8日(日本時間9日午前4時)、トゥールーズのスタジアム・ド・トゥールーズで対戦するのは、フィジーと「ミニ・フィジー」と称されるポルトガルだ。フィジーは2勝1敗(勝ち点10)で現在3位だが、2位のオーストラリアが勝ち点11で全試合を終了している。フィジーはオーストラリアに勝っているため、勝ち点1以上を上げれば2位に浮上し、決勝トーナメントに進出する。

4トライをあげるか、負けても7点差以内であればボーナス点を獲得できるため、フィジーにとってハードルは高くない。ただし、ポルトガルは侮れないチームだ。元フランス代表WTBパトリス・ラジスケヘッドコーチの指導で、個人技を駆使しながら変幻自在の攻撃を仕掛けてくる。フィジーが甘い気持ちで試合に入れば痛い目にあうだろう。

 

フィジーのメンバーは、引き分けたジョージア戦からFWで2名、BKで4名の変更となった。身長196cm、体重120kgのLOテモ・マヤナヴァヌアはラグビーワールドカップ(RWC)初先発。6番のFLメリ・デレナランギはRWC初出場。BKではSOにヴィリモニ・ボティツを起用。ボティツは7人制フィジー代表でも活躍。フランスのトップ14カストル・オランピックに所属する。FBシレリ・マンガラは今大会初先発。このほか、SHはシミオネ・クルヴォリからフランク・ロマニ、WTBはセミ・ランドランドラに代わってフランスのラシン92所属のヴィナヤ・ハンボシが入る。フレッシュなメンバーとなった。

 

対するポルトガルは、オーストラリア戦から先発で5名の変更だ。キャプテンを務めていたCTBトマーズ・アプレトンはリザーブに下がり、本来のキャプテンであるジョゼ・リーマがCTBに入ってキャプテンを務める。オーストラリア戦でリザーブだったPRフランシスコ・フェルナンデス、NO8ハファエル・シモンイスが先発し、LOスティーヴィ・セルケイラはジョージアとの引き分け試合以来ジョゼ・マデイラとLOコンビを組む。FBマヌエル・カルドーソ・ピントは今大会初先発だ。

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