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ラグビー コラム 2023年9月7日

ラグビーワールドカップ2023フランス大会開幕! 注目の開幕戦は優勝を占う大一番 ホスト国フランス対ラグビー王国ニュージーランド

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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フランス スターティングメンバー

迎え撃つ立場のフランスも、キャプテンのSHアントワーヌ・デュポンをはじめ、豪華なメンバーが揃った。ここ数年のフランス代表の軸になっていたSOロマン・ヌタマックは怪我で大会を欠場するが、ヌタマックとポジション争いを繰り広げてきたSOマチュー・ジャリベールが10番を背負う。ジャリベール対モウンガのSO対決はみどころの一つだ。このほかのBK陣も、トライゲッターのWTBダミアン・プノー、ベテランCTBガエル・フィクー、正確なプレースキッカーであるFBトマ・ラモスら才能豊かな面々が並ぶ。ダミアン・プノーはテストマッチでは通算29トライを記録しており、あと1トライで伝説のCTBフィリップ・セラの最多トライ記録と並ぶ。

FW第一列は、2022年に代表デビューしたPRレダ・ワーディ、ジャッカルが得意なHOジュリアン・マルシャン、NZ出身のPRウィニ・アントニオ。LOは24歳のカメロン・ウォキ、203cmの長身で大学まではSOだったというチボー・フラマン。FW第3列には、2019年大会メンバーでもあるFLシャルル・オリヴォン、NO8グレゴリー・アルドリッド、国内王者トゥールーズのFLフランソワ・クロス。バックファイブ(4番から8番)は全員が190cm以上のサイズと運動量を誇る。

メンバーを書いているだけでワクワクする両チームの布陣だが、フランスのメディアでもNZ有利とする記事が多い。フランス代表のファビアン・ガルティエヘッドコーチもそれを認めており、「彼らはRWCの一次リーグで一度も負けたことがないのだ」とあくまでフランスが挑戦者であることを強調する。果たしてどんな結末が待っているのか。フランス大会が史上最高の面白さになることを世界に高らかに宣言する試合を期待したい。

文:村上 晃一
村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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