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ラグビー コラム 2023年6月27日

~日本代表ジェイミー・ジョセフヘッドコーチ~ 「9月にピークを持って行けるようチームを作って行きます」

“最強ラガーマン”列伝 ~ラグビーW杯2023~ by 村上 晃一
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ジェイミー・ジョセフHC

ラグビーワールドカップ2023の開幕まで3か月を切った。2019年大会以上の戦績を目指す日本代表は、6月12日から千葉県浦安市で強化合宿をスタートさせた。リーグワン新人賞を受賞した長田智希ほかノンキャップ10名を含む総勢46名の日本代表および日本代表候補メンバーを、どのように強化し、7月8日から始まるリポビタンDチャレンジカップ2023の5試合に臨むのか。2016年の就任以来、7年間、チームを引っ張ってきたジェイミー・ジョセフ日本代表ヘッドコーチに強化ポイントなどを伺った。

――現時点での日本代表の完成度をどのように感じていますか。
「去年の11月以来の日本代表チームの集合になります。チーム作りには時間がかかります。
RWCは9月の開幕なので、そのプロセスはゆっくりしたものになります。実際のゲームで試すのは7月8日のオールブラックス・フィフティーンとの対戦です。2019年でRWCの経験をした選手がおり、怪我で選ぶことができなかった選手が戻ってきましたし、新しい選手も入って来て、エキサイティングなチームができていると思います。楽しみですが、キャンプ中にやるべきことが多いですね」

 

――RWCの開幕までの時間で重点を置くポイントはありますか。
「浦安合宿(6月12日~)の最初の2週間は選手をリセットさせる期間にしたいと思います。昨年の日本代表活動に参加した選手は、11月の代表活動後、すぐにリーグワンのシーズンに入って、また日本代表の合宿に参加することになっています。怪我を抱えている選手もいるので、まずは怪我から回復して身体を作っていくのが最初のプライオリティーになります。パシフィックネーションズカップ(PNC)のサモア、トンガ、フィジーとの対戦ではフィジカル面を求められます。タックルやブレイクダウンのところのフィジカルなプレッシャーに備えなければいけません」

――オーストラリアからディフェンス専門のコーチを呼ぶのは、リーグワンのブレイクダウン、タックルのところでレッドカード、イエローカードが出たこともありますか。
「それも理由の一つです。しかし、レッドカードが出たチームや選手のタックルは、高すぎるなどテクニックがともなっていません。カードを受けても仕方ないでしょう。ラグビーは変わり、この点はRWCの大きな焦点にもなります。リーグワンのプレーオフ、準決勝、決勝を見ても最終結果を左右していました。正しいテクニックを身に着け、一貫性のあるトレーニングもしなければなりません。それをディフェンスコーチが手助けします。一番大事なのはテクニックとタックルに関して意識を変えることです」

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