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ラグビー コラム 2022年10月21日

悔いなき戦いを! サクラフィフティーンが女子イタリア代表に挑む

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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日本代表 vs. イタリア代表

女子日本代表(サクラフィフティーン)にとって、これが最後になるのか、それともまだ戦いは続くのか、大切な試合が10月23日(日本時間8:45)にキックオフされる。ニュージーランドで開催中の女子ラグビーワールドカップは、今週末、プール戦最終節を迎え、各プールの順位が確定する。史上初のベスト8を目標に掲げていたサクラフィフティーンは、カナダ代表、アメリカ代表に敗れ、いまだ勝ち点がない状態だ。第3戦の相手は世界ランキング5位のイタリア代表。負ければプール戦での敗退が決まるが、4トライ以上のボーナス点を含む勝ち点5を獲得すれば、ベスト8への可能性は残されている。

イタリア代表にボーナス点を与えないことが条件なので、3トライ以内に抑え、しかも8点以上の差をつけなくてはいけない。その上で他チームの結果次第だが、まずはイタリア代表に全力で勝ちに行くことが求められる。レスリー・マッケンジーヘッドコーチは言う。「イタリア戦はエンターテイニングな試合になるでしょう。プレースタイル、キャラクターが日本と似ているからです。イタリアはシックスネーションズで戦っていますが、その中では比較的体が小さく、選手層も少ない。チームの方向性は似ていて、運動量豊富に情熱を持って戦ってきます」。お互いにスピーディーな展開を得意とし、80分間、ボールが動き続ける試合になるのではないかという予想だ。

イタリアは素早くボールを動かしてアメリカに勝利し、カナダとも接戦を繰り広げた。プールBは、カナダが連勝で1位(勝ち点10)、イタリアとアメリカが勝ち点5で並んでいる。イタリアとしては日本から勝ち点5を確実に獲得して、2位での決勝トーナメントを決めたい。立ち上がりからアグレッシブに仕掛けてくるだろう。サクラフィフティーンとしてはイタリアの立ち上がりの勢いを止め、まずは拮抗した展開に持ち込みたい。

日本代表スターティングメンバー

サクラフィフティーンの先発メンバーは、第2戦(対アメリカ代表)と同じで、細川恭子長田いろはの背番号が6番、7番で入れ替わった以外はポジションの変更もない。リザーブで今大会初のメンバー入りをしたのは、LO川村雅未と、19歳のFL向來桜子だ。これまで試合に出ているメンバーを支えてきた選手の出場はチームの結束を強くするだろう。レスリー・マッケンジーヘッドコーチは、「先週もそうでしたが、今回もベストチームを選びました。集団での力、選手の経験、モーメンタム(勢い)を持ち合わせたメンバーです。ベンチメンバーで弾みをつけることができると考えています」と説明した。

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