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ラグビー コラム 2022年9月19日

【ハイライト動画あり】立命館大学、粘りのディフェンス披露 関西Aリーグ開幕戦で同志社大学を破る

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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9月18日、東大阪市花園ラグビー場にて関西大学Aリーグが幕を開けた。開幕戦は前年の1位対8位、2位対7位という形で上位と下位が対戦。同志社大立命大は、4位対5位でもっとも順位の接近した戦いだった。春は招待試合、春季トーナメントで2度対戦して1勝1敗。しかし、開幕前の準備には大きな違いがあった。夏合宿で関東の上位チームと練習試合を重ねた同大に対し、立命大は体調不良者が出て夏合宿ができず、9月4日に関西大学と試合形式の合同練習をしたのみ。春季トーナメント以来の試合で不安を抱えていた。

午後12時14分、立命大SO山下真之介(2年)のキックオフで試合は始まった。風上に立った同大が連続攻撃を仕掛ける。これを粘り強くしのいだ立命大は、前半6分、自陣10m付近のラインアウトから攻め、SH北村瞬太郎(3年)が右ショートサイドを抜け出し、WTB山本龍吾(4年)がタッチライン際を前進して22mラインの中に入る。山本がタックルされながら前に出てダウンボールすると、北村が素早いタイミングでボールをさばいて左オープンに展開。ロングパスをつなぎ、最後は1年生WTB御池蓮二が左コーナーに躍り込んだ。ワンチャンスをものにした胸のすくトライだった。

同大は今季からOBでサントリーサンゴリアスでも活躍した宮本啓希監督が指揮を執り、春、夏と攻撃的なラグビーを磨いてきた。選手たちは「春季トーナメントで立命に敗れた借りを返したい」と燃えていた。立命大の力強いタックルを浴びながらも、SH藤田海元(2年)、SO大島泰真(1年)を軸にボールを動かして攻め続ける。16分、立命大陣内深く攻め込んだスクラムから、CTB大槻健人(4年)、大島、FB大森広太郎(4年)とつないでトライを返し、藤田がゴールを決めて5-7と逆転する。

その後も同大が攻めるのだが、突き刺さるようなタックルを繰り返す立命大のディフェンスが目立つ展開になる。同大SH藤田がPGを決めるも、立命大CTB宮嵜隼人(3年)にトライを返され、12-10と逆転されてしまう。このスコアのまま前半は終了。前半24分、スクラムの要であるPR山本敦輝(3年)が足を痛めて退場し、スコア上も逆転され、同大にとっては苦しい試合展開になった。

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