人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2022年5月6日

「僕はもうこのレベルではプレーできません!」 福岡堅樹さん、リーグワン・プレーオフの楽しみ方を語る

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
  • Line

――ワイルドナイツは相手に対応して戦うスタイルで、先手必勝のタイプではないですからね。
そうなんです。エネルギーをセーブしながらうまく戦って、後半の勝負どころでいかに突き放すかという展開が多いですね。僕らのころは特に意識してそういう練習をしていたわけではありません。ただ、カウンターアタックのリアクションの早さについては普段の練習から意識していました。練習内容はオーソドックスですよ。

――オーソドックスな練習で、なぜあんなに強いんですか。
個々の選手のラグビーの理解度が高く、選手同士がしっかり話し合って適応するという、よい文化があると思います。

――観戦のとき、どんなところに注目していますか。
やはり、WTBの目線で見てしまいますね。WTBがどういう形で攻撃に参加しているのか、ディフェンスでタックルするだけではなく、WTBの動きひとつで攻撃の芽をつめているかどうか。そこは重きを置いてみています。

――これからはラグビーの面白さを多くの人に伝える立場になると思いますが、どう伝えたいですか。
難しいですけど、ラグビーは各自がいろいろな楽しさを見つけられるスポーツだと思います。個性的な選手が多いし、ポジションでも役割が違うし、それぞれの魅力があるので、誰か一人お気に入りの選手を見つけて、その選手のプレーを追いかけるのも楽しみ方のひとつだと思います。

トップリーグ2021 プレーオフ準決勝

――福岡さん自身はプレーしていて何が面白かったですか。
タックルしてくる相手を触らせずに抜く快感ですね。これは最高です。その爽快感は見ていても感じられると思うし、そこも楽しんでほしいですね。

――リーグワンの観客が少なめですが、さらに盛り上げるには何が必要だと思いますか。
コロナ禍ということもあって、お客さんを増やすのは難しいのですが、選手にできることは、もう一度見たいと思えるような試合をすることだし、運営側は試合以外でも楽しめる環境をいかに作るかでしょう。多くのチームが、スタジアムに来て、試合が始まるまでに楽しめることを提供していますよね。そういう地道な努力をやっていくしかないです。人気を高めるうえでは日本代表の活躍も大事だと思います。2023年のラグビーワールドカップも大事ですね。日本の人々は日本代表が世界で活躍すると一体となって応援してくれますから。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ