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ラグビー コラム 2024年4月19日

トップ4に可能性残すトヨタヴェルブリッツ、ホームで無敗の埼玉ワイルドナイツに挑む

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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トヨタヴェルブリッツ vs. 埼玉ワイルドナイツ

リーグワン2023-2024のディビジョン1(D1)は第14節を迎える。レギュラーシーズンは残すところあと3節となった。優勝を争うプレーオフトーナメント進出枠は4チーム。首位の埼玉パナソニックワイルドナイツ(埼玉WK)、2位の東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)はすでに4位以内を決めた。残るは2チーム。3位東京サントリーサンゴリアス(勝ち点48)、4位横浜キヤノンイーグルス(勝ち点43)が優位に立つが、イーグルスから8位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイまで14点差に5チームがひしめく。残り3試合で最大15点を獲得できるので、どのチームにも数字上の可能性があるわけだ。

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6位のトヨタヴェルブリッツ(トヨタV)は勝ち点34。他チームの結果次第だが、残り3試合で最大の勝ち点を積み上げたい。そのトヨタVは、4月20日(土)、ホストゲームとなる瑞穂ラグビー場で埼玉WKを迎え撃つ。両チームは第4節(1月6日、熊谷ラグビー場)でも対戦しており、トヨタVがWTBヴィリアメ・ツイドラキの3トライなどで前半を27-8とリードしながら、後半、5トライを畳みかけられて逆転負けしている。

埼玉WK戦に向け、トヨタVの姫野和樹キャプテンは次のようにコメントした。「埼玉WKは素晴らしいチームであり、成熟度の高いチームです。ディテールを詰めていてスキがない。ベテランと若手がミックスされてバランスもいい。だからこそ、我々は自分たちのラグビーを信じて、それぞれの役割を80分間やり切らなければいけないのです」。前回はやり切れずに逆転された。チームが目指すプレースタイルの理解度は徐々に深まり、12、13節は今季初めて連勝することができた。その勢いを埼玉WKにぶつけたい。

 

埼玉WK戦に出場するメンバーは、前節(対三菱重工ダイナボアーズ)と先発15名変更なし。姫野キャプテンが7番を背負い、ハードタックラーのFL(6番)ウィリアム・トゥポウ、南アフリカ代表NO8ピーターステフ・デュトイというFW第三列はパワフルだ。SHアーロン・スミス、SOボーデン・バレットのニュージーランド代表HB団がゲームを操り、バックスリー(WTB、FB)は和田悠一郎、山口修平、高橋汰地という生きのいい3人が務める。思い切ってボールを動かしてディフェンスを崩したい。

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