人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2021年11月8日

優勝争い混沌!どうなる? 終盤戦迎える関西大学Aリーグ

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
  • Line

近畿大学福山竜斗キャプテン(9/19 近畿大学 vs. 天理大学)

関西大学Aリーグ2021は5連覇中の天理大が優勝争いの軸になると思われてた。ところが、開幕戦で昨年最下位の近畿大に敗れる波乱のスタート。勢いに乗った近畿大は第2戦でも春の関西王者・同志社大を破る。ジュニア・ジャパンのPR紙森陽太(4年)を軸にしたスクラムは安定し、CTB福山竜斗キャプテン(4年)、中洲晴陽(4年)らが引っ張るBKもスピーディーにボールを動かし、FW・BK一体となった連続攻撃でディフェンスを崩す。ディフェンスも粘り強くバランスのとれたチームだ。

京都産業大学 平野叶翔キャプテン(10/24 京都産業大学 vs. 摂南大学)

近大の快進撃を止めたのは、京産大だった。初戦で立命館大を41-20で下すと、10月17日の近大戦ではセットプレーで圧力をかけつつ、FB竹下拓己(3年)が廣瀬佳司監督の期待に応え、3PGを決めて競り勝つ。その後も摂南大関西大を破って4連勝。11月6日の同志社大戦では、WTB和田悠一郎(4年)ら同志社大のキープレーヤーを徹底マークして接戦に持ち込み、17-19とリードされて迎えた後半39分、自陣から攻め、最後はFL三木皓正(2年)が逆転トライを奪った。5週連続の試合でも最後までスタミナが切れずに5連勝。伝統のタフネスは健在だ。

天理大学 アシペリ・モアラ(9/19 近畿大学 vs. 天理大学)

初戦で敗れた天理大は、その後は徐々にチーム力を上げていて白星を重ねている。開幕前は負傷者が多くチームのまとまりを欠いていたが、昨季の大学選手権優勝メンバーのLOアシペリ・モアラ(4年)も怪我から復調してきた。11月7日の関西学大戦では激しいタックルに苦しみながらも38-17で勝ち、4勝1敗とした。

今季よりポイント制度が導入されたことで勝敗だけでは順位は決まらない。勝ち=4点、引き分け=2点、負け=0点。ボーナス点もあり、勝敗に関係なく4トライ以上獲得=1点、7点差以内の負け=1点となる。関西大学Aリーグの全国大学選手権出場枠は3チーム(※11月12日に、関西は4チームと協会発表あり)。7位と8位は下部リーグとの入替戦に回る。各チーム2試合を残しての順位を確認しておこう。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ