人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2021年4月14日

ラストシーズンに燃える五郎丸歩 ヤマハ発動機ジュビロへの想い

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
  • Line

シーズン前に引退宣言し、最後のトップリーグに臨んだ五郎丸歩選手は第3節で今季初先発すると、約3年半ぶりのトライをあげるなど15得点をあげて、マン・オブ・ザ・マッチに輝いた。まだ現役でプレーできるのでは?という声もあるなか、本人はどんな気持ちでプレーしているのか。ヤマハ発動機ジュビロへの想い、日本代表での快挙など現役時代の思い出などについて語ってもらった。「生まれ変わったら、○○できる選手になりたい」とうコメントも。最後のシーズンを駆け抜ける胸の内に耳を傾けてみた。

五郎丸歩選手

──引退を表明されてのシーズンが始まっています。例年通りの戦いができていますか。
「最初に2敗しましたし、リコーブラックラムズには10年ぶりに負けました。指導体制から変わって、新たなチャレンジをしている過渡期なのかなという気はしています。ベテラン、中堅、若手がいて、世代交代が行われているのがヤマハの現状だと思います。僕自身はいつも通りで、あまり浮き沈みがない人なので淡々とプレーしていますね」

──一試合一試合、これが最後なんだという寂しさはありますか。
「寂しさは常に付きまといますね。(引退は)いずれ来るものですし、現状を最大限に楽しみならがやっていくのがベストだと思っています」

──第3節ではトライもして、マン・オブ・ザ・マッチを受賞しています。まだまだプレーできるという声もありますね。
「あれが3年半ぶりのトライだと記事で読みましたが、そんなに長いことトライしないフルバックはなかなかいないですよね(笑)。その日が誕生日だった母へのプレゼントにもなったし、ヤマハとしてはファーストステージで唯一の東京開催でしたから、元気な姿を見せることができて良かったと思います」

──改めてシーズン前の引退発表について聞きたいのですが、何かきっかけはあったのですか。
「今シーズンでラストというのは早い段階で決めていました。これまで応援してくださった皆さん、2015年にラグビーワールドカップを機に応援をしてくださった多くのファンやスポンサーの方々に対して、節目として挨拶をしておきたかったのです。監督や大田尾竜彦コーチからは『まだまだ現役でできるし、チームに残してほしいものもいっぱいある。プレイングコーチとして来年以降もやってほしい』という話はいただきました。でも、自分の性格上それはできない。一つのことに集中してやってきた人間ですから、二つを掛け持ちすることは、チームとっても良くないし、自分に向いていないことだと思ったので、チームに了承を得てああいう会見になりました」

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ