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ラグビー コラム 2020年6月4日

ラグビー界のバンクシー? 「バズ」が新作「TEAM」で医療従事者にエール

村上晃一ラグビーコラム by 村上 晃一
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「バズ」って誰? 新作「TEAM」に込めた思いとは? ラグビーエイドを運営するサイト「ラグビーキッズ」の説明文は以下のように記されている。

【医療従事者を支える「ラグビーエイド」は、ラグビースクールから不惑ラグビーまで、ラグビーを愛する老若男女がONETEAMになるサポート活動です。「バズ」の愛称で知られる浅原拓真選手も賛同してくれた一人。ラグビー界きっての画力で、ラグビーエイドのシンボルを描いてくれました。バンクシーの新作「ゲームチェンジャー」は医療従事者への感謝を表現しましたが、バズの新作も多くの人々を勇気づけることでしょう。

バズ絵

先頭を歩くのは慈恵医大病院の宿澤孝太医師です。中学から大学までラグビーをしながら医師を目指し、昨年のラグビーワールドカップでは「マッチ・デー・ドクター」として大会を支えました。現在は新型コロナウィルスと戦う医療現場に立っています。宿澤医師のお父さんは、元日本代表監督の宿澤広朗さんです。平尾誠二キャプテンとのコンビで日本代表を率い、1989年のスコットランド戦勝利、1991年ラグビーワールドカップでの初勝利など歴史的快挙を成し遂げました。体格の不利や環境を言い訳にせず、世界と戦い続けた2人の遺志は日本ラグビーに息づき、昨年の快挙に結実しました。いまも2人は、目に見えない脅威に立ち向かう人々を天国から応援してくれているはずです。

「ラグビーエイド」は皆さんの支援がある限り、活動を継続します。慈恵医大はもちろんのこと、他の医療現場にも必要な物資、資金を届けたいと考えています。ラグビー選手は知っています。一人では何もできないことを。ファンは知っています。ラグビーが支え合うことの大切さを教えてくれることを。今こそONETEAM。喜びも苦しみも分かち合い、ひとつになって前進しましょう】

浅原選手はこの絵を「コロナ禍を、宿澤さんを先頭にラグビー界がワンチームとなって光の方へ歩き出す。やがて、光が差し…」というイメージで描いたという。個人やチームは特定していないが、宿澤さん、平尾さんもTEAMの一員となっている。関係者、ファン、みんな一つになって最前線で戦う人々支え、明るい未来に向かって前進しようというメッセージだ。


文:村上晃一

村上晃一

村上 晃一

ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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