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「トンプソン2世」が一気にスターダムにのし上がり、2023年のワールドカップの日本代表候補へと名乗りを上げた。
新型コロナウィルスの影響ために、第7節で一時中断しているスーパーラグビー。日本を本拠地とするヒトコム サンウルブズのメンバーの中で、開幕節を含めた週間「ベスト15」に3度選出され、第7節までの「ベスト15」に選ばれるなどMVP級の活躍を見せているのが、LO(ロック)マイケル・ストーバーグ(近鉄ライナーズ)だ。
今年のスーパーラグビーで「Bye Week」(休みの週)を除き、6試合で先発し、ほぼ出ずっぱりだったストーバーグは、チームの中で最も大きい身長204cmの上背を活かし、当然、ラインアウトキャッチは37回とチームトップを誇った。
セットプレーだけでなくストーバーグは接点で身体を張る、守備の人でもあった。74回(成功率86%)のタックル数はFWの選手の中だけでなく、全選手の中で一番多い数字だった。
また、ラインブレイクは3回、2トライを挙げるなどアタック面でも目立つ試合もあった。
3月27日に28歳になったばかりのLOストーバーグは実は苦労人である。オーストラリアのラグビー一家に育ち、ラグビーだけでなく、バレーボールや水泳など様々なスポーツでプレーしていた。
父もラグビーをしていたこともあり、U15クイーズランド代表、U20オーストラリア代表候補にも選出されたように、身長が大きくなるにつれて徐々にラグビー中心の生活を送っていく。
高校の頃はレッズのグラウンドキーパーでアルバイトをしており、芝生整備の資格も取得したという。
地元のレッズと契約にいたらなかったストーバーグは2014年からはITMカップ(現・Mitre10カップ)のノースランドで、スタップ兼務ながらニュージーランドでラグビーを続けた。
そして2016年、近鉄から誘われて日本でプレーすることを決める。と同時にオーストラリアのパースにあるカーティン大学に進学し、建築マネジメントを学ぶ学生にもなった。
「あと1年、修学期間が残っているので、空いている時間はほとんど勉強に費やしています」(ストーバーグ)。
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