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プールDの頂上決戦は欧州王者ウェールズがオーストラリアを振り切る。ラグビーワールドカップ2019 オーストラリア vs. ウェールズ
ラグビーニュース by J SPORTS 編集部ラグビーワールドカップ、プール戦屈指の好カードとなったオーストラリアvs.ウェールズの一戦は東京スタジアムで行われ、ウェールズが前半のリードを守り切る形で、大接戦を制して全勝をキープした。
プールDの頂上決戦となったゲームは、初戦と同じスタメンで臨んだシックスネーションズ王者のウェールズが、キックオフから敵陣でボールを奪うと、SO(スタンドオフ)ダン・ビガーがDG(ドロップゴール)を決めて先制に成功する。
さらにウェールズは12分、敵陣深い位置でアドバンテージを得ると、ビガーのキックパスをCTB(センター)はドリー・フーパーがライン際でキャッチしてトライ。ビガーがコンバージョンを決め、10-0とリードを広げる。
対するオーストラリアは20分、アドバンテージからキックパスの流れでWTB(ウィング)アダム・アシュリー クーパーがトライを決めて10-5と盛り返すと、28分にはSOバーナード・フォーリーがPG(ペナルティゴール)を決めて10-8とする。
しかしこの後、ウェールズは32分と36分にPGで加点すると、終了間際の37分に相手パスをインターセプトした、SH(スクラムハーフ)ガレス・デーヴィスが独走でトライを決め、コンバージョンも合わせて23-8として後半へ折り返した。
後半に入り、ウェールズが3分にDGで加点したのに対し、ワラビーズは5分にトライを奪うと、その後はピッチ上に一進一退の攻防が繰り広げられる状況が続く。
オーストラリアはボール支配率を高めながら、我慢強く攻撃を継続すると21分、ラインアウト・モールを経てFW(フォワード)で押し込む展開から、最後はFL(フランカー)マイケル・フーパーがトライを奪い、キックも決めて22-26と差を縮める。
さらにワラビーズは27分に途中出場のSOマット・トゥムーアがPGを決めて1点差とする。
追い詰められ苦しい展開となったウェールズは、31分のPGで29-25とリードを広げると、終盤は得意の守備力で粘ってこのリードを守り切り、大きな意味を持つ4ポイントを獲得した。
【ハイライト】オーストラリアvs.ウェールズ ラグビーワールドカップ
(c) Rugby World Cup Limited 2019
J SPORTS 編集部
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