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ラグビー コラム 2020年1月7日

【ハイライト動画あり】桐蔭学園、御所実業を破り高校3冠を達成。全国高校ラグビー大会

ラグビーニュース by J SPORTS 編集部
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聖地「花園」で幾多の激闘が繰り広げられてきた第99回全国高等学校ラグビーフットボール大会。

決勝の夢舞台は、屈強なディフェンス力を武器に勝ち上がってきた御所実業(奈良)と、得意とするカウンターラックが象徴するソリッドなラグビーを軸に、大差でライバルたちを撃破してきた桐蔭学園(神奈川)が対戦。

雨模様の中、東西のAシード校が相見えた注目の一戦は、桐蔭学園が後半の猛攻で逆転勝利を収め、同校初の選手権単独優勝を果たすとともに、高校3冠を遂げた。

御所実業のキックオフで幕を開けた前半序盤は、互いに牽制し合い蹴り合いとなる中、前半4分に御所実業が敵陣深い位置でのラインアウトからドライビングモールでインゴールへと押し込み、最後はSH(スクラムハーフ)稲葉聖馬のトライで先制。FB(フルバック)石岡玲英のコンバージョンキックも決まり、7-0とする。

さらに御所実業は前半17分、相手のハンドリングエラーにより、敵陣22mラインでスクラムを獲得すると、そこからBK(バックス)へと展開し、最後はCTB(センター)谷中廉の単独突破でトライ。石岡のキックも決まり、14-0とリードを広げる。

対する桐蔭学園は前半19分に、CTB桑田敬士郎がPG(ペナルティゴール)を決め、3点を返す。結局前半はその後、得点が動くことはなく、御所実業が14-3とリードして後半へ折り返した。

後半は開始直後から攻撃のスイッチを入れた桐蔭学園が押し込む展開となり、後半6分に敵陣5mライン付近にてFWで押し込む状況に持ち込むと、最後はサイドに開いてLO(ロック)青木恵斗がトライを決める。

CTB桑田のキックも決まり、10-14と桐蔭学園が詰め寄ると、その後も御所実陣内でのプレーが続く展開に。

すると後半16分、桐蔭学園は自陣でパントキックをキャッチしたSO伊藤大祐が守備欄を突破して大きくゲインすると、最後は伊藤からパスを受けたFB秋濱悠太が右端へトライを決め、15-14と逆転に成功する。

さらに桐蔭学園は後半23分、敵陣深い位置で青木のオフロードパスを受けたWTB(ウィング)西川賢哉のトライで20-14として御所実業を突き放すと、後半27分には伊藤のDG(ドロップゴール)が決まり、23-14としてノーサイドを迎えた。

全国高校ラグビー大会 決勝

【ハイライト】御所実業(奈良)vs.桐蔭学園(神奈川)

J SPORTS編集部

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