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4月末から始まったラグビー関東大学春季大会。5月11・12日は対抗戦とリーグ戦の上位校が参加するAグループが3試合、中位校のBグループが3試合行われた。
なんと言っても注目されたのは、リーグ戦優勝の東海大学と昨年の対抗戦優勝の早稲田大学の激突だった。
試合は序盤から取って取られてのシーソーゲームとなった。この試合が春季大会で最初のゲームとなった早稲田大が、WTB(ウィング)加藤皓己(4年)のトライで先制。
対する東海大も、WTB福田一輝(4年)が2トライを挙げて、21-17と東海大がリードして折り返した。
後半、早稲田大はアタックが冴えてSO(スタンドオフ)岸岡智樹(4年)が2トライ、突破力が武器のCTB(センター)中野将伍(4年)もトライを挙げて、22分までに36-28と逆転に成功する。
しかし、東海大も意地を見せる。26分にはゴール前でモールを押し込み、途中交代のPR(プロップ)前本健太(4年)がトライを挙げて、ゴールも決まり、35-36と1点差に追い上げる。
そして後半のラストプレーで、東海大はスクラムを押し込み、最後は昨年の秋からCTBからNO8(ナンバーエイト)に転向した吉田大亮(3年)がこの日2本目のトライを挙げて、40-36で逆転勝利を収めた。
腰痛のため前半で交代した早稲田大のSH(スクラムハーフ)齋藤直人キャプテンは「アタックではチャレンジできていたが、自分たちのミスで、東海大さんの強みであるセットプレーでやられてしまった」と肩を落とした。
決勝トライを挙げた東海大NO8吉田は「スクラムにこだわって練習してきたのでその成果が出すことができました」と破顔した。
Aグループで2連勝となった東海大のCTB真野泰地キャプテンは「来週の(練習試合の)明治、その次の(春季大会の)帝京と勝ちます。勝ちにこだわっていきたい」と意気込んだ。
◆Aグループ試合結果
・帝京大学 60-7 大東文化大学(帝京大G)
・東海大学 40-36 早稲田大学(東海大G)
・流通経済大学 38-12 慶應義塾大学(流通経済大G)
◆Bグループ試合結果
・青山学院大学 14-64 日本大学(青山学院大G)
・拓殖大学 47-33 法政大学(拓殖大G)
・明治大学 68-19 筑波大学(明治大G)
斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント
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