人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

ラグビー コラム 2018年10月27日

同志社、連敗脱出と初勝利を賭けた関学戦に挑む。ラグビー関西大学リーグ

ラグビーレポート by 同志社スポーツアトム編集局
  • Line

10月28日(日)、12時より宝ヶ池球技場にて、関西大学ラグビーAリーグ第3節、同志社大学vs.関西学院大学が行われる。

開幕2連敗とこれ以上負けるわけにはいかない同志社、開幕2連勝で波に乗っている関西学院の勢いを止めたいところだ。

昨年は、14-21と関西学院に軍配が上がった。前半は同志社がリードしたものの後半は関西学院の猛攻に対して同志社が防戦一方となり、逆転負けを喫した。

春のセブンズ大会、突破するSH原田健司

今年は春のセブンズ大会で対決し、7点差で同志社が勝利すると、Aチームの練習試合でも2点差で同志社が勝っている。しかし、点差はわずかだ。今回の試合も最後の最後まで目が離せない。

関西学院は2014年に関西Aリーグ優勝を果たしているが、次の年は最下位まで落ち、どん底を味わっている。そこから2016年は6位、昨年は4位と成長を続け徐々に順位を上げている。

今年は開幕から大阪体育大学、近畿大学に対してともに36点差と大差で勝利し、勢いに乗っているチームだ。主将であるFL(フランカー)勝川耀を筆頭に「Unity」(一体感)をチームスローガンとして大学選手権ベスト4を狙う。

関西学院の今年の特徴は早いテンポの攻撃だ。注目はともに東海大仰星高校出身のCTB(センター)香川凜人副将と、1年生からリーグ戦出場を果たしているWTB(ウイング)中孝祐だ。

さらに、中は昨年にU20代表、そして今年のニュージーランド学生代表戦で関西代表にも選ばれて、トライも決めている。177cm、87kgと特別大きな体格をしているわけではないが、フィジカルを強みとした突破力が魅力の選手だ。

同志社は関西学院のアタックに対して、よりプレッシャーをかけて得点の芽を摘みたい。

他にも近畿大学との試合では、ラインアウトからモールに持ち込んでのトライもあり、ゴールライン手前でのセットプレーには気をつけたい。2連勝の勢いもあるだけに、速い攻撃で波に乗せると怖いチームだ。

一方、2戦連続で黒星をつけている同志社は、ここで連敗にストップをかけたいところ。

注目は天理戦から出場しているNO8(ナンバーエイト)ファイアラガ望サムエルだ。強靭なフィジカルを生かして、相手ディフェンスを引きずりながら進んでいく強さがある。

さらにFL中尾泰星はしつこい絡みと仕事量でしっかりとポジションの役割をこなす仕事人であり、2年生コンビの活躍に期待がかかる。

主将のCTB(センター)山口修平は京都産業大学、天理大学の2戦ともに試合後の反省として自分たちのミスの多さで流れに乗り切れない部分をあげている。

セブンズ大会でのFB山本翔

丁寧かつ大胆に、最初から同志社の流れに引き込むことができれば同志社のアタックの勢いは止まらないだろう。

関西学院の勝川主将は「山口と副将永富の両CTBは身体が強い印象がある。2人に突っ込まれて止めても、その周りの選手がケアをして生かせるプレーをしてくる」と、同志社のBK(バックス)陣、そしてそのあとのフォローに対して警戒している。

逆転で結果がひっくり返ったことがあるだけに、お互いに体力の落ちてきた後半でどこまで我慢して戦えるかが勝負を左右しそうだ。

同志社大学と関西学院大学の対戦は、10月28日(日)午後5:00から、J SPORTSオンデマンドで配信される。

文:於保いちこ/写真:安本夏望、高里陽太(同志社スポーツアトム)

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局

同志社スポーツアトム編集局は1978年に創刊された同志社大学唯一の体育会機関紙です。年6回の本紙の発行を軸に、号外の発行やHPの管理などをすべて学生の手で行っています。
公式サイト Twitter→@atom_doshisha

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
ラグビーを応援しよう!

ラグビーの放送・配信ページへ