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第72回マカオグランプリ FIAフォーミュラリージョナルワールドカップ
師走も半ばを過ぎて、今年も残すところ2週間を切っていますね。
先日、全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権(SFL)の最終テストが鈴鹿で終わり、SNS等でその結果を見ることができます。来年のシートの確保/獲得へ向けてルーキー=ヤングガンたちが寒風の中でラップを重ねていたようだ。先日のスーパーフォーミュラ のルーキーテストでもそうでしたが、日本に多くのインバウンドが訪れる昨今、前述のテストにも外国人ドライバーが参加している。
日本への観光旅行で過去最高のインバウンドが訪れ、4,000万人以上が海外から来日している状況とシンクロしているように感じる。かつては、極東の島国に訪れる外国人ドライバーは珍しかったし、ましてや日本に居を構えてシリーズを通して日本で闘うなんては本当に珍しかった。
F3や現在の国内SFLは、マカオグランプリとの関係が長い。今、国内で活躍している外国人ドライバーの多くがマカオGPを経験している。
国内の強豪チームは、マカオGPで結果を残した若きドライバーをハンティングして日本に迎え入れる。やがてそのドライバーたちは、国内トップフォーミュラ、トップツーリングカーシリーズへのステップアップチャンスを得て、成長を続けていく。
グローバルなフォーミュラレースとして、F1、F2、F3、FR(フォーミュラ・リージョナル)、F4というステップがガッチリと組まれており、近年のマカオGPでは、F3からFR車両で戦われている。一方でF1までの階段数を見ると、以前と比べてマカオGPから一気にF1へ、というのも難しくなってきているのかな。
1990年から4年間、日本とマカオのプロモーターたちがタッグを組んでユーロ-マカオ-ジャパン チャレンジカップ インターナショナルF3リーグ(インターF3リーグ)という2連戦が行われていた。
1990年の同リーグで一気に名を轟かせたのがミハエル・シューマッハだった。マカオでは大本命と目されていたミカ・ハッキネンとトップ争いを演じ、2台は接触し、フィニッシュしたシューマッハ優勝。一週間後の富士スピードウェイでは、シューマッハが連勝。2連勝で5,000万円の賞金(確かこの金額)を獲得。後日プロモーターに聞いたら、2連勝した場合の保険をかけていたそうだ。そして、翌91年に日本のスポーツランドSUGOで行われた全日本F3000選手権に1戦だけ出場して、さらに同年F1へ一気に駆け上がった。このような飛び級的なステップアップは、近年では難しいのかな。
ここ数週間では日本ではフォーミュラシリーズのテストが行われている。そしてその結果から2026年シーズンの顔ぶれが楽しみになってきた。
文:高橋 二朗
高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。
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