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行ってきました、マレーシア・セパン。
久々のSUPER GTの海外戦。実に6年ぶり。そしてセパンサーキットでの開催は12年ぶり。コロナウイルスのパンデミックで海外戦が行われなかった。
ボク自身にとってもとても久しぶりに国際線の飛行機に乗っての旅でした。そして、搭乗のチェックインから空港税関通過、セキュリティチェックのシステムが変わっていたのに少しびっくり。とてもとてもデジタル化されていて便利になったのですが、初老のボクにとっては戸惑うこと頻り。何度か「あのー。これどうやったら良いのでしょうか?」と各所に居る職員さんに尋ねて無事に出国、帰国できました。めでたし、めでたし。
12年ぶりのセパンサーキットは、基本的には変わらないのでしたかったですが、チームホスピタリティの建物が増えているなどしてたりしいました。コースは、相変わらずミューが低く、アスファルトの中に混入されている骨材=砂利、石が細かい。レーシングサーキットの路面に関するレギュレーションがあって、この骨材の大きさや石の角の落とし方などが決められている。国内でもサーキットごとの路面状況は全て同じというわけではない・・・。それにしてもセパンのそれは、見ためからもミューが低くて、グリップしないのだろうなとわかる路面だった。
予選と決勝は、初めての試みとして現地時間午後4時30分から始まった。灼熱のマレーシア。そしてほぼ赤道直下のセパンですから日中の暑さは推して知るべし。夕方からのセッションは初老のピットレポーターにとっては有り難かったです。いつものようにレーシングスーツを着てピットエリアをうろちょろするので、暑さに対する準備もちゃんとしてゆきました。でも、帰国して感じたのは、【日本の方が暑い!】
番組中継は現地スタッフと日本から行ったコアスタッフとの共同作業ですので、国内での作業と勝手が違う。予選開始の直前まで通信システムにトラブルがあって、われわれピットリポーターの声がお届けできなかったかもしれませんでした。スタッフさんたちの懸命な作業によってギリギリ滑り込みで番組中継に支障を来たすことはなかったのですが、現場ではそれ以外でも細かな機材トラブルが発生したりしてその度に緊迫したムードが漂っていたのです。それが中継に影響しなくて本当によかった。両国の中継スタッフに感謝、感謝。テレマカシ!めでたし、めでたし。
深夜、宿に戻り、SUPER GT第三戦を無事に中継できた喜びを爆発させ、現地を訪れたスタッフ皆で乾杯し、未明まで騒いだのは言うまでもありません。ドンチャン。
文:高橋 二朗
高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会会長。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。
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