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モーター スポーツ コラム 2023年11月22日

小暮卓史選手(No.88 JLOCランボルギーニGT3)「四苦八苦してきた5年間だったので、ほんとにうれしかった」 | SUPERGT 2023 第8戦 モビリティリゾートもてぎ【SUPER GT あの瞬間】

モータースポーツコラム by 島村 元子
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── オフシーズンは、どのように過ごす予定ですか?

小暮:基本はですねぇ……まぁ年齢を重ねてきたので(苦笑)、今シーズンはトレーニングをちょっと多めにしたいなと。あとは、オートバイが好きなので、冬なんですが、ゆっくりツーリングを……オートバイに乗りたいなと。自分の好きなことに時間を使って、なおかつ、そこでエネルギーを貯めていきたいなと。来シーズンに向けて、自分自身の身体的、精神的にも、より万全な態勢を作りたい。何をするってのはまだ決まってないんですけど。とりあえず身体作りをちょっと……。やっぱり若い元嶋選手と組んで、もうちょっと頑張れるんじゃないかなって、思うときがあるんでね(笑)。

── 今回、久々の優勝となりましたが、ご自身へのご褒美みたいなことは何か考えていますか?

表彰台で手を振る小暮選手と元嶋選手

表彰台で手を振る小暮選手と元嶋選手

小暮:来シーズンの開幕戦まで、レースがないじゃないですか。少なからず時間が経てば優勝の喜びは少なくなってくるし、薄れてくるんですけど、次のレースがあれば次のレースに気持ちを切り替えるので、すぐ過去のものになってくるんですけど……。最終戦で優勝して、次のレースまでないっていうのは、なんていうんだろう、この状況がご褒美みたいなものなんです。最終戦に勝って、いい気分のまま……僕だけじゃなくて、則竹監督もそうですし、チームのみんなもいい状態のままオフシーズンを過ごせるんで、それが何よりもご褒美じゃないかな。ふとしたときに、“あぁ勝てて良かったな、うれしいな”っていうのがあるので、もうそれで十分です。僕にとってはご褒美です。特に何かするとかいうのはないんですけど、もしかしたら、このあと、則竹監督が87号車のドライバー(松浦孝亮/坂口夏月)も一緒に、何かご褒美をくれるかもしれないですね(笑)。

── いつも、最後に恒例の質問「24時間以内のちょっとした幸せ」を聞こうと思ったのですが、「優勝の余韻」がそれに当たりますね。

小暮:そうですね。これが仮に、雨で足をすくわれちゃったりとか、危機的な状況で抜かれてたりしたら、今のこの感情は味わえなかったので、優勝できたことに対して、このなんか“ホッとした感じ”……これはもう、僕のなかでも充分ありがたいっていうか、幸せだと思います。

文:島村元子

島村元子

島村 元子

日本モータースポーツ記者会所属、大阪府出身。モータースポーツとの出会いはオートバイレース。大学在籍中に自動車関係の広告代理店でアルバイトを始め、サンデーレースを取材したのが原点となり次第に活動の場を広げる。現在はSUPER GT、スーパーフォーミュラを中心に、ル・マン24時間レースでも現地取材を行う。

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