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モーター スポーツ コラム 2023年11月22日

小暮卓史選手(No.88 JLOCランボルギーニGT3)「四苦八苦してきた5年間だったので、ほんとにうれしかった」 | SUPERGT 2023 第8戦 モビリティリゾートもてぎ【SUPER GT あの瞬間】

モータースポーツコラム by 島村 元子
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── “優勝”の2文字が、無意識のうちの意識みたいにあるなか、ようやくクラストップでチェッカーを受けた瞬間、どのような気持ちでしたか?

小暮:正直、ホッとしましたね。雨のときは、65号車に迫られてなかったんですけど、一旦、前のクルマで(差が)詰まって、横に並ばれたこともあったし。今までのレースで2番手、3番手で走ってるときは、“何かないかな”っていうか、“何かあればチャンスが来ないかな”って思いながら走ることが多かったんですけど、今回のようにトップで走っていると、“何もなく、早く終わってくれ”と、残り10周がすごく長かったですし、チェッカーを受けたときは、さっきも言ったようにホッとしたというのが正直な感想です。うれしかったですね。

チームからの無線でも、みんなの喜んでる状況はわかりますし、本当に、優勝ってやっぱり特別だなと思いましたね。GT500では勝ってますが、GT300では表彰台に上がるだけで、まだ優勝はなかったので、今までとは違った感情……ウィニングラップのときもすごくうれしかったです。チームとしては30年目なんですよ、今年。 スゴいんですよね。今年は、JLOCが(SUPER GTの前身である全日本ツーリングカー選手権を含む)GTレースに出はじめてから30年目で、節目の年だったんです。なので、参戦30年目の最後のレースで優勝できたので、余計に、則竹さんもすごく思うところがあったんじゃないかなと思っています。チームのみんなが笑顔で迎えてくれて、僕と元嶋選手もうれしかった。則竹さんの笑顔を見れて、良かったなと思いましたね。

元嶋選手なんて、レース後に僕と会ったときに涙ぐんでましたし、僕もちょっともらい泣きしましたけど(笑)。優勝したことによって、壁を乗り越えられたような気がするんです。優勝した以上にすごく大きいことだと、自分自身とても感じています。これで次のステップに進めるなっていう感覚があるのと同時に、確実にレースをこなしていけば優勝できるってことが証明された。来シーズンは、まずは優勝、そして、より強さじゃないですが、“そこにいて当たり前だよね”っていう風に思われるような存在になって、“そこにいるよね”っていうような感じになれば。 そして最終的に、シリーズ争いがちゃんとできるようになれば、すごくうれしいなと思います。

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