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モーター スポーツ コラム 2023年6月28日

F1のプロモーション

今日も今日とてプッシュ&ルーズ by 高橋 二朗
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従兄弟の数が多いと言われます。
そうかなと思いつつ、数えてみると、やはり多い。
映像関係のスタッフがこんな揶揄を向けてくるのです。
<ジローさんは、会った全ての人みんなを従兄弟と勘違いしている>と。

さて、その従兄弟の一人が先週、「ジロちゃんの業界の将来は明るいね。素晴らしい」と。
化学系の仕事に従事しているその従兄弟。ある雑誌(モータースポーツ系の雑誌ではない)に掲載されていたF1に関する記事の内容が、現在のF1 GP各戦は絶大な人気を博しており、この先も新たな試み(エネルギー関連のチャンレジだと思われる)は注目されるだろうといものだったらしい。そして、プロモーション面でもこれまでになかった試みがとられている。

そういえば、昨年、アメリカに住んでいる他の従兄弟の息子から突然のWhats App。
「アメリカGPに行こう思うんだ。ジロちゃんどう思う?」
「モータースポーツ好きだったっけ?」
「F1見たいけれど、それ以上にビリー・ジョエルのコンサートも一緒にやるんだって」
「凄いね、行け!行け。お得感が凄いじゃないか」
という会話。チケット(コンサートも含めて)の正確な料金は忘れてしまったけれど、お値打ち価格だったと思う。

F1の取材は現在殆どしてないボクがコメントさせていただきます。ご容赦。
F1グループのCEOにステファノ・ドメニカリ氏が就任して以降、F1の人気を拡大する手法でビックネームのアーティストとのマッチングでイベントの価値を高めているようだ。それによって普段はモータースポーツにあまり興味が無い従兄弟の息子までがF1観戦をしようと思いたつ。ドメニカリ氏の戦略は、成功していると言えるのだろう。しかし、それは、アメリカだけのように感じるのは、ボクだけでしょうか?有名アーティストとのコラボレーションは、モータースポーツファン予備軍を取り込もうという戦略。でも、行き過ぎると軒をかして母屋を取られかねない。本末転倒というやつだ。

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