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モーター スポーツ コラム 2023年5月28日

【SUPER GT あの瞬間】坪井翔選手(No.36 au TOM’S GR Supra)「100点あげてもいいぐらいかなり完璧なレースをした。本当に強いトムスを見せることができた。」 | 2023 SUPER GT 第2戦 富士

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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本来だったら(はらまなければ)抜けてたので、多分4番手に上がったのかなっていう感じなんですけど、僕が切り込むとぶつかっちゃって2台ともいいことにならないので。ロックされちゃったのはしょうがないとして、僕はもう逃げるしかなかったのですが、必死にアウト側に逃げていた最中に、14号車と僕は結構スピードが落ちたと思うんです。その瞬間に17号車(Astemo NSX-GT)も行き場がなくなって……。17号車がどこまでブレーキを奥まで突っ込んでいたかわからないですけど、奥までブレーキしてるし、前では(14号車と36号車の)2台が結構スローダウンしてるような状況だったので、多分17号車も行き場なくなって僕に追突するような形になって。で、17号車に追突されてしまったんで、さらにコースアウトするしかなくなっちゃって。気づいたらとんでもなくうしろに……オープニングラップは7番手で戻ってきたんですけど、1コーナー直後はもっとうしろにいましたね。何年か前の僕だったら右に切り込んで、14号車とぶつかってるような気がするんですけど、そこはある意味すごい冷静に……。14号車が“あ、タイヤロックしたな”っていうのを把握しつつ、左に避けていけたので。本当に冷静に対処できたかなって思ってます。

──ハプニングのあとも、幸いにしてペースが落ちることなく走れた訳ですが、ご自身も相当な集中力で走っていたという感じですか?

坪井:追突されたときは結構な衝撃だったので、“壊れちゃったんじゃないか”って心配はしてたんですけど、その後は影響もなく、ピットから(クルマの状況を)見てもらっても大丈夫だということだったので、安心してそのあとのスティントはプッシュすることができました。決勝ベースに関してもある程度いいだろうなっていうのは、練習走行からわかってし、逆に予選は苦しい展開になるんじゃないかと予想していた通りになったし。決勝も始まってみたら、やっぱりペースがいいなっていうことがすぐわかったので、抜けるとこまでしっかり1台ずつ丁寧に抜いていけば、優勝争いできるなっていう感覚はもう序盤の5、6周でわかったので。 なので、速さがある以上は寧に行かなきゃいけないなと思っていました。ちょっと24号車(リアライズコーポレーション ADVAN Z)を抜くのに時間がかかっちゃいましたが、第1スティントとしてはやるべきことをすべてやれて(1回目のピット作業後)2番手でピットを出てきたので、これ以上ないスタートだったかなって思っています。

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