人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

モーター スポーツ コラム 2023年5月28日

【SUPER GT あの瞬間】坪井翔選手(No.36 au TOM’S GR Supra)「100点あげてもいいぐらいかなり完璧なレースをした。本当に強いトムスを見せることができた。」 | 2023 SUPER GT 第2戦 富士

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
  • Line
ピットインする36号車

ピットインする36号車

──公式練習、FCYテスト、サーキットサファリの時間を使っていろんな確認作業をしたとのことですが、x予選に向けてのクルマやタイヤが早いタイミングで決まっていたのですか?

坪井:タイヤだったりクルマだったりっていうのをしっかり見つつ、ピット作業(確認)もメニューのひとつに入っていて、タイヤ選びやセット変更 と同じぐらい結構重要視して見直してやっていました。クルマが決まってなくても、ルーティンとしてやることはしっかりやるっていう感じだったので、もう最初からメニューに組み込まれていましたね。クルマが決まっていないから、そっち(ピット作業)をナシにするっていうのは特になかったと思います。ただ、タイヤに関しては今年から1セット減っちゃってるんで、ある意味タイヤ選びに悩む時間がないというか(選択するほどの)セットはなく、決めたもので行くしかない状況だったので、逆に悩む時間がなくなったからこそ、そっち(ピット作業)に時間を費やせたのかなっていう気もしています。

──『名門』と言われるトムスが、あえてそこまでシミュレーションをしたのは、本当に岡山での悔しさがあったからこそなんでしょうね。

坪井:チームとしても結構“イタい結果”になってしまったので、全員が責任感を感じて、一からやり直さなきゃいけないねっていうこといなって、みんなが一から意識し直して、丁寧に準備していったことが今回の結果に表れてるんじゃないかなと思います。

──決勝は6番手からスタート。オープニングラップでひとつポジションを落とした理由を教えてください。

坪井:最近、スタートドライバーをやることが多く、今年は2戦ともスタート(担当)で……。去年のゴールデンウィークの富士(第2戦)では、それこそ8位スタートからワンスティントでトップまで上がった実績があったので、今回もスタートドライバー(担当)で6位からだったらいける(ポジションアップできる)でしょ、っていう感じでスタートドライバーを任せてもらったんです。6番手スタートから1コーナーに入る頃には4番手争いというか、14号車(ENEOS X PRIME GR Supra)とバトルをしてて、うんとアウトから抜きに行ったんです。結構タイヤも温まっていたのかグリップしていて、アウトから抜けるような感じはあったんですけど、14号車のほうはまだタイヤが温まっていなかったのか、その瞬間はわからなかったんですが、おそらく(タイヤ)ロックしたんじゃないかなって思ってたんです。あとで映像で見たら、やっぱり(14号車が)ロックしてて。イン側でロックしちゃうと、アウト側にいる僕のほうに寄ってきちゃうので、アウト側にはらんできた14号車とぶつからないように、僕は外に外にケアしていって……。

  • Line

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

J SPORTSで
モーター スポーツを応援しよう!

モーター スポーツの放送・配信ページへ