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モーター スポーツ コラム 2023年5月10日

G.W 富士、そして5月病を考える

今日も今日とてプッシュ&ルーズ by 高橋 二朗
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450Km、100周の決戦を制したのは36号車au TOM'S GR Supraだった。

ゴールデンウィーク(G.W)。
ボクが、成人する頃までは、“飛び石連休”と言っていたような気がします。2023年のゴールデンウィークは、9連休という方もいらしたようですね。そして、SUPER GT(SGT)シリーズの第2戦、富士スピードウェイ(FSW)のイベントは、最近は、週末ではなくて、この連休の真っ只中(今年は5/3〜4)に行うことになっているのです。関係者がサーキット入りする2日からゲート前には多くのファンが車列を作っていただいていました。
そして、ゲートがオープンすると各々決めていた場所にテントを設えて観戦準備。天候には恵まれましたが、霊峰富士を望むFSWはこの時期、朝晩はまだ冷え込む。予選日5/3の朝にツイートを見たら、「早朝も気温はマイナスだった!寒かった」というのがあった。我々が仕事を終えて宿に向かう深夜、駐車場に向かう道すがら、至る所のテントサイトで焚き火の炎が綺麗に揺らいでいました。
3日と4日の入場者公式発表はトータル80,200人。前売り券は、完売。駐車場が満杯となってしまっているので、当日券の販売は、行わなかったそうです。決勝日の朝は、久しぶりに渋滞に巻き込まれて、西ゲート手前数キロから1時間以上掛かって、ようやくゲートを潜ることが出来た。同乗していたシマシマ(竹内紫麻さん)は、MCを担当するグランドスタンド裏でのドライバートークショーに間に合わないのではないかと、シマシマがソワソワになっていた。

ところで、G.Wも終わり、週の始めの新聞やTVのニュースワイド番組では【5月病】を取り上げている。長期の休暇の後に体調を崩し、精神的にも気力が低下して出社できなくなってしまう。新入社員が就職から1ヶ月経て、プラスG.Wが追い打ちをかけて、5月病の患者を増殖させてしまっているらしい。仕事の担当業務に対するストレス、人間関係がギクシャク。初めての給料はもらったものの、出社への意欲が萎えてしまう。と、いう病気らしい。<らしい>と書いたのは、ボクはこれまで一切会社務めをしたことがないのです。現在は法人格の事務所の代表をしていますが…。これまでモータースポーツを通してお付き合いしてきた大企業社員の皆さんの話を聞いても、企業社員の大変さを感じたことがあります。企業側も5月病対策に躍起になって4月の内から発病しないようにしていると知って、大変だなと、完全に他人事でボクの5月の第2週が始まっている。

SGT第2戦は、トムスチームの36号車が完勝した。宮田莉朋選手にとってはカテゴリーを跨いで2連勝!!おめでとうございます。

文:高橋 二朗

高橋 二朗

高橋 二朗

日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

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