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モーター スポーツ コラム 2022年12月1日

平峰一貴選手(No.12 カルソニックIMPUL Z)「クルマに乗り込んだら緊張なんか忘れて、勝手に身体が動いていた」 | SUPER GT第8戦

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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──レースでは、スタート担当のバゲット選手が得意のスタートダッシュで19号車(WedsSport ADVAN GR Supra)をハードプッシュ。一方で、17号車がうしろから追い立ててくるという攻防戦にもなり、それをどう見守っていましたか?

平峰:19号車とのバトルに関しては、そんなに心配してなかったです。“うゎ、いつも通りの走りをやってる。すっげえな”って思っていました。チャンピオン争いしてるのに19号車にそんな勢いで行っちゃう!? " みたいな。でも、(バゲットは)クラッシュしないんですよね。彼の“紙一重的”な戦いぶりっていうのは、本当にカッコいいなと思っていつも見てるし、尊敬してます。17号車もね、去年(12号車で)一緒に組んでた松下(信治)が来てたんですが、彼らふたりのバトルも見ていていい刺激をもらいましたし、“ふたりともすげえな”と思ってました。バゲットさんに関しては、全然安心して見てましたよ。それよりも、自分のスティントのほうが心配だったんで、“早く出番来てくれっ、早く終わらしてくれ”って思ってました(苦笑)。

──23周終わりで前を走る100号車を筆頭に12号車、14号車の3台がピットイン。3台は順位を変えることなくなくコースに戻りました。同時ピットインでのコース復帰になりましたが、どういう気持ちでコースに向かいましたか? つねに前後を意識してたのか、とにかく自分自身だけのことを集中してたのか、どのような感じでしたか?

平峰:(待機中は)“もう早く出番が来てくれ”って思ってたんですけど、実際にバゲットさんがピットロードからブーって戻ってくると、“うわっ、来ちゃったぜ。自分の出番”みたいな感じだったんです(苦笑)。でも、いざクルマに乗り込んだら、もうそんな緊張なんか忘れて、やることをしっかりやるだけって感じだったんです。もう勝手に身体が動いてましたね。あの時から完全に集中モードに入ってました。走っているときは自分のことも考えてましたし、前の山本さん(100号車)だけでなく、うしろからヤマケン(山下健太:14号車)が来てるのは認識していたんで、前後を気にしながら走っている感じでした。特にチャンピオン経験者に挟まれて走るっていうのは、めちゃくちゃ面白いなと思ってたんですよね。すごい楽しんでました。もちろんプレッシャーもたくさんあったし、“まだかな、まだかな。早く終わりたいな”とか、“(周回遅れのGT)300がこの周に来るな”と思ったり、意外と楽しんでましたね。

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