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モーター スポーツ コラム 2022年12月1日

平峰一貴選手(No.12 カルソニックIMPUL Z)「クルマに乗り込んだら緊張なんか忘れて、勝手に身体が動いていた」 | SUPER GT第8戦

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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──第7戦が終わった時点で、ランキングトップの3号車(CRAFTSPORTS MOTUL Z)とは2.5点差。レースウィークに向けて、どのような気持ちでサーキット入りしましたか?

平峰:SUGO、オーポリ(オートポリス)……結構もうそのぐらいからずっと、“最後の2、3ヶ月はツラいだろうな”と思ってたんですけど、多分みんな一緒だと思って。最終戦に向けて、3号車に対して2.5ポイント差でもてぎに入ることになって、その前もやっぱりいろいろ緊張とかプレッシャーもあったんですけど、どうしたってプレッシャーが来るんだから、楽しもうかなっていうふうに思って。で、どんな状況になってもすぐに気持ちを切り替えられるように、いろんな準備をしてきました。チームも準備をいっぱいしてきてくれてたんで、その思いを乗せてしっかり走れるようにしておかないと、って思ってました。まあまあの……いや、結構なプレッシャーはかかってましたね。

基本的にはしっかりトレーニングをして、あとはきっちり休んで……。無駄な時間を過ごさないってことを、つねに心がけてました。トレーニングするときはしっかりトレーニングする、休むときはしっかり休む。自分の走りであったり去年のデータとか、いろいろ見ながらどんな走りをしてたっけなって思い出しながら、あと、去年(のもてぎ戦は)、8号車(ARTA NSX-GT)が勝っていたので、もてぎは特にホンダが強いだろうなと思ってて。その車載映像を最初から最後まで何回か……2回か3回ぐらいは見直したのかな。で、どういう走りが必要なのか、ホンダはどこが速いのか、逆に12号車はどこが遅かったかをしっかり見直していました。全体的に、ドライビングの研究が多かったかなと思います。

──今シーズンは、バゲット選手との新コンビで第2戦富士で初表彰台に上がり、第4戦富士で2位、第5戦鈴鹿で初優勝と流れができていくなかで、どのあたりから“タイトルが獲れるかも”と強く意識し始めたのでしょうか?

平峰:もちろん、シーズンはじめからチャンピオンを獲りに行くつもりではいたんですけど、(タイトルが)獲れるなというか、もう腹を括らないと……いよいよ本当にチャンピオンが目の前に来たなと思ったのは、鈴鹿の優勝のときでした。あそこでライバル(3号車)と10ポイント離れたんですけど、(以後の結果次第で)一瞬でひっくり返されるだろうなと思ったし、タイトルを獲りに行くには、あとは自分たちがしっかり安定してポイントを取らないといけないだろうなと思ったんです。鈴鹿以降はチャンピオン獲得にフォーカスしていかないとなって思いました。個人的にも、メンタル的にはだいぶ変わったかなと思います。挑戦することもそうだし、忍耐力でも。苦しい時もあったんですが、そういう時に何をしないといけないとか、平常心を保つとか。そういうことにも変化がありました。

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