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モーター スポーツ コラム 2022年9月14日

大草りき選手(No.10 TANAX GAINER GT-R)「“雑草ドライバー”として、子たちに夢を与えられるようなドライバーになりたい」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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大草:もし、タイヤが行ける(走れる)ようだったら(ピットインのタイミングを)伸ばす予定だったんですが、正直あの状況では、多分どのクルマもそうだったと思うんですけど、思ったよりタイヤがしんどくて。だからトップ3台は同じタイミングで入ったのかなと思います。

──その後、セーフティカー導入直前となる2回目のルーティンワークのタイミングが、10号車にとって大きなチャンスにつながりました。

大草:(コース上にはタイヤ)無交換組がいたりとか……(55号車)ARTAさんが多分無交換だったと思うんですけど、 思ってたよりもペースが落ちず、途中は2位を走っていたと思うんです。 あそこまで届くかなっていうような感触だったんですけど、僕たちにとってすごくラッキーなタイミングでSCが入ってくれたので、そこで運良くピットインできたというのが、表彰台獲得を8割以上決めた要因でしたね。

──その展開をピットで見守っていたときの心境は?

大草:(ドライブを担当していた富田は)タイヤの使い方だったりとか、経験値に圧倒的な差があって、僕より高いレベルにあるので、いつも安心してレースは見てるんですけど、さらにその中で運というか……SUPER GTはそういう運の要素が特に絡んでくるレースなので、今回は前回や前々回のように悪い方向に行かなかったのですごく良かったかなとホッとしていました。そのときも富田さんが(無線で)しゃべってるのを聞きながら、「こういうこと考えてるんだ」ってずっと勉強してました。本人がどこに着目してレースしてるかとか、周りの状況の確認の仕方だったりとか。僕とは違うところがいろいろあったので、毎戦毎戦勉強させてもらってばかりですね。

──今回のレースでチームはランキング2位に浮上。サクセスウェイト93kgで次のSUGOを迎えます。意気込みを聞かせてください。

大草:今回のレースを見てて特に思ったのが、100kg(のサクセスウェイトを)積んでるリアライズさん(No.56 リアライズ 日産メカニックチャレンジ GT-R) の作戦がとても緻密で、SCが入るタイミングで(10号車と同様にピットインして)給油量だったりとかを多分コンマ何秒単位で調整してると思うんです。僕たちのチームはリアライズさんに比べるとまだちょっとコンサバな部分があるので、そこはしっかりチームと密にコミュニケーションを取って、ギリギリを攻めれるように(したい)。やっぱりサクセスウェイトを積まれると速さでは勝てないので、そういうところからちょっとずつちょっとずつ(不利な点を)削っていって、最終スティントに「あれ、なんでここにいるの!?」っていうようなレースができれば、僕たちもポイントを獲得できるチャンスがあると思うので、チームと頑張っていきたいと思ってます。

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