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モーター スポーツ コラム 2024年5月16日

小暮卓史選手(No.88 JLOC Lamborghini GT3)「ドライバー交代をする前はすごく緊張した」 | SUPER GT 2024 第2戦 富士【SUPER GT あの瞬間】

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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小暮卓史選手(No.88 JLOC Lamborghini GT3)【写真右】

小暮卓史選手(No.88 JLOC Lamborghini GT3)【写真右】

「あのとき、何があったの?」__ レースウィークの出来事、ドライバーに話してもらいたいと思いませんか? タフなレースを終えたドライバーに改めて話を聞く「SUPER GT あの瞬間」。2024年シーズンもレースの舞台裏に着目し、ドライバーの気持ちをコラムでお伝えします!

昨シーズン最終戦でチーム移籍後初優勝を果たしたNo.88 JLOC Lamborghini GT3の小暮卓史選手。今シーズンはさらにクルマのポテンシャルが向上、開幕戦から手応えある戦いを見せている。迎えた第2戦富士では、予選から速さを披露して独走勝利。元嶋佑弥選手とともにGT300クラスで初のポール・トゥ・フィニッシュを達成した。今シーズン、チーム悲願のクラス王者目指す小暮選手に勝因を訊いた。

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── 昨年の最終戦に続いて、GT300クラスでの自身2勝目はポール・トゥ・ウィンという理想的な形でしたね。

小暮卓史(以下、小暮):この状況を作ってくれた則竹(功雄)代表をはじめ、チームの方々には本当に感謝してます。個人的にもうれしいですし、昨年度の最終戦の優勝からあまり時間が経っていないなかで優勝できたので、多少の驚きもあります。とにかく、いろんなことに感謝ですし、ほんとにうれしいですよね。

── ポール・トゥ・ウィンも、2018年の岡山(No.17 KEIHIN NSX−GT)以来です。

小暮:そうですね。今年の予選方式になって、ポールポジションはどちらかの選手だけでなく、ふたりで獲ったことになるので、今までのSUPER GTとはちょっと意味合いが違ってきますよね。ふたりが協力しあって獲ったことになるので、余計にうれしいです。

── まず公式練習ではトップからわずか0.086秒差の2番手。予選はQ1担当の元嶋選手がグループトップ通過。Q2担当の小暮選手はユーズドタイヤで、Q1のタイムも上回るタイムをマーク。どんなアタックでしたか?

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