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モーター スポーツ コラム 2022年9月13日

平峰一貴選手(No.12 カルソニックIMPUL Z)「今までのレース人生の中でこういうのはたぶん初めて」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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No.12 カルソニックIMPUL Z

No.12 カルソニックIMPUL Z

──そのあと、1回目のルーティーンワークが33周目終わりでした。ほぼ予定どおりでしたか。そのとき、平峰選手のダブルスティントも決まったのですか?

平峰:ほぼ予定通りだったと思いますが、ちょっと伸ばしたのかな。でも、バゲットさんのレースベースがいつも速いんで、そこをチームも見ていて、ちょっと(ピットインのタイミングを)伸ばしたかもしれないです。最初は、もしかしたらバゲットさんが早く(ピットに)入って、僕が長く走って、最後またバゲットさんがショートで、という可能性もあったんですが、「ダブル行くから!」ってチームも直前に言ってくれていたので、すぐに気持ちを切り替えました。

──49周目終わりで2回目のルーティンピットでしたが、その直前、130Rで244号車(HACHI-ICHI GR Supra GT)がクラッシュしたこともあり、ピットインという流れになったと思います。チームとはどのようなやり取りをしましたか?

平峰:あのとき、130Rで大きなクラッシュがあって。事前に、何かあったときはすぐ(ピットに)飛び込めるようにはしておけ、それを頭に入れておけ、とチームから言われてたんで……。 で、すぐクラッシュのことを伝えて、「(ピットに)入った方がいいでしょ」って。もうほんとたぶん5秒ぐらいの間だったかな、5秒もないかな。で、「入って入って入って!」って言われて、すぐ飛び込んだという感じです。あとは、244号車には仲がいい佐藤公哉君が乗ってるって思っていたので、大丈夫なのかとちょっと心配があったんですが、チームに聞いたら「大丈夫だよ」って言ってくれたんで。そこもちょっとホッとしたんですよね。

──コース復帰時は8番手、実質4番手になりました。状況を把握できていましたか?

平峰:無線で、大駅(俊臣エンジニア)さんに「今、ピットストップを済ませた順位で言うと4位だから」って言われてたんですが、でも目の前にいっぱいクルマがいたんで、あんまり実感がなくて。だからすぐそのことを忘れてました(苦笑)。なんか、あんまり順位のこと……3位だ2位だとか、今、4位だとかって考えてる自分がいると……。考えていてもいけるよう(走れるよう)なドライバーじゃないといけないんですけど、そこに集中しなかった(順位争いに気を取られなかった)から、なんとかいろんなバトルをかいくぐってこれたかなと思います。

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