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モーター スポーツ コラム 2022年9月13日

平峰一貴選手(No.12 カルソニックIMPUL Z)「今までのレース人生の中でこういうのはたぶん初めて」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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──そのセーフティカー(SC)で実質ギャップも詰まったので、リスタートの時に前の2台__23号車、39号車を抜くことができました。

平峰:そうですね。確か、23(MOTUL AUTECH Z)をSCが開けた瞬間に1コーナー、2コーナーって(近づき)外から抜いて。S字1個目にはもう前に出てたと思うんですけど。あとはそのまま39(DENSO KOBELCO SARD GR Supra)も確かヘアピンで仕留めれたんで良かったなと。

──残すところの15周でトップ3台が接近戦という450kmレースらしからぬハードな戦いの中、65周目のデグナーでは300クラス車両が絡むアクシデントが発生。コース脇の芝生の上を走り、デブリ(芝生や砂利など)も拾っていました。

平峰:(攻防戦の末に)芝生に追い出されちゃったときは、「おっとっと……」っていう感じでした。「危ないなぁ」って(思いながら)芝生の上でガンガンなりながら(跳ねながら)行ってたんですが、なんとか大丈夫だろうと思ってました。芝生にタイヤが乗っかった瞬間、もう勝手に生き残ることに頭が切り替わってて。でも無理はしなかったですね。自分の感覚がコントロール下にあったので大丈夫でした。実際にはちょっといろんなアラームが出てたんで、ちょっと怖かったです(苦笑)。これで(クルマが)止まったら、もうショック……みたいな感じの……その不安がすごくあったんですけが、なんとかチームと無線で(状況を)交信しつつ、今できることをしっかりやって。しっかり前(のポジション)に行くぞっていう気持ちもありつつ。とにかく(クルマを)壊さない、なんとか生き残って帰ってこないと、っていう感じでした。

──このアクシデントでは相手にペナルティが課せられ、12号車は2位に浮上。もう、目前の17号車にロックオン!ですね。

平峰:無線で、大駅エンジニアから前の17(Astemo NSX-GT)がペース落ちてきてるからっていう話を受けてたんです。そのとき、ゲージボードを見たら、2位に12って書いてあったんですよ。それでやっと頭が整理できて、そういうこと(2位)かと。それで、これは(17号車を)仕留めるしかないっていう感じでした。

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