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モーター スポーツ コラム 2022年9月13日

平峰一貴選手(No.12 カルソニックIMPUL Z)「今までのレース人生の中でこういうのはたぶん初めて」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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──決勝に向けて、どのように気持ち切り替えようとしたのですか?

平峰:予選が終わった後は、やっぱりショックだったんですけど、なかなか気持ちを切り替えようと思っても、こう……。夜、ずっとひとりで、「明日は15番手からスタートか。どこまで追い上げれるかな」とか(考えた)。追い上げないといけないし、それなりにリスクも取らないといけないんで。どうなるかなって気持ちを切り替えようと思っても、不安がどんどんどんどんこう(大きくなって)……。考えるてる暇があったら身体を休めて、頭も休めて、さっさと寝て明日に備えろよって思ったり、自分にも言い聞かせたりするんですけど、その葛藤が(あって、コントロールするのが)なかなか難しかったですね。でも、バゲットさんもチームのみんなも、「いろんな不安とかあるかもしれないけど、持ってる力をとにかく出し切ろう」っていうことで。ドライバーもそうですが、チームもピット作業とか作戦とか、いろんな運を引き寄せれるようになんとか頑張ろうということで。(レースが)終わったわけじゃないし、(力を)出し切ろうということで。土曜日の夜は、チームのみんなもバゲットさんもいろいろ(気持ちを)切り替えれるように、手助けしてくれました。

─迎えた決勝では、スタートドライバーのバゲット選手が力走。いい刺激になりました。

平峰:バゲットさんのスタートってすごいんですよ。とにかくアグレッシブだし、絶対自分のスティントでいくつかポジションを上げて帰ってくるっていうのはほんとにすごい。それを僕はすごい楽しみにしてて、37号車(KeePer TOM’S GR Supra)を(16周目の)シケインの外から抜いたときも、本人はすごく引っかかってばかりいたから、フラストレーションが溜まってたと言ってたんですが、あそこで抜けてなかったらまた展開が変わったでしょうしね。一歩ずつでもいいから、しっかり仕留めて来てくれたっていう、あの熱い走りが、いろんな運を引き寄せる展開に繋がったんじゃないかなと思います。

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