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モーター スポーツ コラム 2022年9月13日

平峰一貴選手(No.12 カルソニックIMPUL Z)「今までのレース人生の中でこういうのはたぶん初めて」

SUPER GT あの瞬間 by 島村 元子
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──75周目のヘアピンでインに飛び込み、200Rで前に出て、ついにトップを獲りました。その時の心中は?

平峰:たぶん無心。メンタル的に言うと無心だったですけど、あとは抜いてから、17はちょっと(ペースが)下がったのもすぐわかったんで、もうこれは攻めてこないなというふうにすぐ切り替えれてはいたんですけど、違う問題(トラブルを示すアラームの点灯)を抱えていたので、それから(チェッカーまで)がやっぱり長かったですね。なんか、「頼むから壊れないでくれ!」っていう思い……、壊れないでくれっていうよりも、「頼むから持ってくれ!」っていう感じかな。もう、ほんとにヒヤヒヤしてました。でも、いろんな集中は切らさずに走り切れたかなっていう感じですね。

──つまり、チェッカーを受けるまでは”自分だけの戦い”だったわけですね。となると、チェッカーを受けた瞬間、「勝った」と。

チェッカーの瞬間

チェッカーの瞬間

平峰:とにかく生き残らないとっていう感じでした。チェッカーフラックが見えて、通り過ぎた瞬間、ホッとしました。勝てたうれしさもあったんですけど、「なんとか(クルマが)持ったぜ!」みたいな感じです。ほんと、クルマに対してもありがとうっていう感じでしたね。

──タフな戦いを振り返り、改めて今回の勝因はどこにありますか?

平峰:やっぱりレースペースが良かったっていうのもあるんですけど、鈴鹿戦に来るまでに、チームとすごくたくさんいろんな準備をしてきました。特に僕らが見えないところでたぶん監督や一樹さん、大駅さんやチームのみんながすごいろんなことやってくれてたと思います。僕とバゲットさんもいろいろ話をしながら、大駅さんを交えて一緒に何回もミーティングをやったし。たくさんの準備をしてきたことが、レースの神様をチームに引き寄せることができたのかなって思います。

──ときにレースでは、自分たちができること以外に、運の要素という部分も出てくると思います。その運というものについて、どう考えていますか?

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